オークス2020結果・優勝馬はデアリングタクト

 

V2。

 

63年振りとなる

無敗の牝馬2冠を達成した

デアリングタクトの強さが際立った

オークス2020の結果。

 

新種牡馬エピファネイアがいきなり

2冠馬の輩出に成功して

父の名声も更に高まった

府中の2400mでした。

 

桜花賞からの距離延長もやはり

影響のなかった同馬でしたが

そんな一戦をまずは予想から

振り返って参りたいと思います。

 

<オークス2020結果

優勝馬・・・デアリングタクト

2着馬・・・ウインマリリン

3着馬・・・ウインマイティ―

 

<オークス2020予想・印&買い目>

本命◎・・・デアリングタクト

対抗〇・・・アブレイズ

単穴▲・・・デゼル

特注☆・・・ウインマリリン

買い目・・・ワイドボックス各100円、計600円。

(予想結果=的中:ワイド770円)

 

勝ちタイム=2分24秒4(晴れ・良)

前半1200m通過=1分12秒5

ペース=ミドルスローペース(0秒6差)

勝ち馬上がり3F=33秒1(最速)

レース上がり3F=34秒2

 

☆レース後のまとめ

・優勝馬デアリングタクトはこれでGⅠ2勝目。

・無敗での牝馬2冠達成は1957年ミスオンワード以来63年振り

・オークス最少キャリアタイとなる4戦で優勝

・1番人気は2015年のシンハライトから継続優勝

・デアリングタクトを管理する杉山調教師は当レース初制覇

・エピファネイア産駒は初制覇で、新種牡馬による制覇はアーモンドアイのロードカナロア以来2年ぶり

・勝ちタイム2分24秒4は過去10年で5番目のタイムで、当日の6R(芝・3歳1勝クラス)でマイル1分31秒6の時計が出る馬場だったことから、少し時計がかかった印象も

・馬場は最内一頭分が生きていて最もロスのないコース状態。勝ち馬は中団後方から追い込み唯一の馬券圏内となった(レース上がりを1秒1上回る上がり3F最速)

・松山弘平騎手のコメント「なんとか期待に応えることができてほっとしています。中団が取れるかなと思いましたが1~2コーナーでぶつかるようなこともあって、位置を下げました。凄い脚が使える馬なので開いてるところを出そうと思って乗りました。馬にたすけてもらったなという感じです。」

・デアリングタクトの生産は日高の長谷川牧場で、ノーザン(4頭)&社台ファーム(3頭)生産馬が一頭も馬券に絡まなかった。

・ノーザンファーム生産馬がオークスまでに3歳GⅠを優勝できなかった年は2006年から14年ぶり

・2~3着馬は共に道中最内の2~5番手を追走。

・終わってみれば好走ローテの桜花賞→フローラステークス→忘れな草賞の各勝ち馬で1~3着が決まる結果に

・上位3頭の4角通過順は13→4→4番手

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

☆1着→〇7着→▲11着→◎17着でした。

以下馬体診断を実施します。

 

 

まず優勝馬デアリングタクトです。

 

同馬は輸送の影響もなく

元気一杯の素振りでしたが

相変わらずトモのボリュームがあり

筋肉量では一番でした。

 

ただ発汗が目立つ仕上がりで

少し腹目も太く感じましたし

バランスは良い状態なのですが

強気にはなれない仕上がりでした。

 

それでもふっくらとして大きくも見せ

父エピファネイアにも似ていましたし

これだけの末脚を使えるのは

やはり大きなトモによるものでしょう。

 

予想時から伝えていた通りに

距離不安は感じませんでしたし

これで更にメリハリが出てきたら

もう一段上昇するでしょう。

 

 

2着馬はウインマリリンです。

 

同馬は前走時に比べて

馬体が引き締まった印象でしたが

変わらず順調に仕上がっており

全体の動きもをスムーズでした。

 

パドックではミヤマザクラを入れて

同馬を選べず残念でしたが

フローラステークスと遜色ない

仕上がりだっただけに反省しています。

 

胴長に見えて距離の延長も

全く気にならないタイプですし

切れ長な胴体ではないので

持久力タイプと言ってよいでしょう。

 

横山武史騎手から乗り替わり

その父・典弘騎手が捌きましたが

インをきっちり確保した騎乗も

素晴らしかった一戦でした。

 

 

3着馬はウインマイティ―です。

 

同馬はゴールドシップ産駒に見える

柔軟性が高い仕上がりで

すっきりとした牝馬らしい胴が

印象的な仕上がりでした。

 

今回のパドックは全体的にも

絞り過ぎの印象が多かった中

自然な仕上げで元々の良さを

キープできている印象でした。

 

あまり馬格があるような感じに

見えないところは面白いですが

474kgと全体で

3番目の馬体重でした。

 

デビューから20kg増えましたし

距離もこの距離は合っているようで

マイルでの敗戦を除けば

3-1-1-0と今後も期待です。

 

それから・・・

 

今回17着に負けてしまった

本命◎のアブレイズです。

 

 

同馬は1周目からツヤのある

張った馬体が好感でしたが

見返しても特に良く見えたため

思い切って本命に推しました。

 

父キズナにもよく似た馬体で

距離適性もあると感じましたから

ポンとスタートを決めたときには

胸がときめいてしまいました。

 

藤井騎手によると道中は少々

力んでしまったということですが

このあたりローテの影響に加えて

インが取り切れずそれも残念でした。

 

敗戦は真摯に受け止めていますが

何度やっても本命は同馬でした。

会員の皆様には力及ばず

大変申し訳ございませんでした。

 

ということで・・・

 

今回はついにパドックよりデータが

上回る予想結果でしたが

ついに開催されるダービーへ向け

どちらも集中して参ります。

 

また

デアリングタクトの強さの陰で

横山騎手親子の繋いだ絆も

感動的だった今回の

オークス2020の結果でした。

 

これからもパドックロードをはじめ

ブログを支えて下さる皆様へ

感謝を届けることができるよう

一段と精進して参ります。

 

*いざダービーへ

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*また、はしくれの相馬眼の秘密は―

「シークレットオブパドック」




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