おはようございます。
 
今朝の記事はママ記事。
長女の夢はアーティストカテです。
 
 
昨日は国立新美術館へ行きました。
学展のエキシビジョンを見るためです。
 
学展
 
1950年から開催されている歴史ある展覧会です。
 

 


学展は 落選➡入選➡賞候補入選➡入賞➡各種優秀賞&特別賞など➡大賞

という順番に選抜されていきます。

 

油絵の展覧会と知って、去年から出展しています。

初出展でしたが、「空飛ぶ金髪の少女は私」で賞候補入選になり展示されました。

 

学展は 落選➡入選➡賞候補入選➡入賞➡各種優秀賞&特別賞など➡大賞

               ↑

             去年はここです。

 

 

 

 

今年は「私とモネのおめでたい富士山」で入賞をいただきました。

昨年より良い評価をいただき親も大興奮です。ロケットロケットロケットロケットロケット

 

 

 落選➡入選➡賞候補入選➡入賞➡各種優秀賞&特別賞など➡大賞

                   ↑

               今年はここです。
 
 

 

「私とモネのおめでたい富士山」

 

長女はおばあちゃんちから見える、水色の富士山が大好きで。

初日の出をみるために朝早起きしたのですが。

空や雲が真っ赤に染まって本当に感動したようで、

「うわーーーすごーーい」と言って喜んでいたのです。

その日の思いを載せて人生の初の 「初日の出」 を描きたいと頑張りました。

 

モネの点描写を参考に空の明るい感じを表現するために上手く使っています。

雲のもわもわした感じは長女の創意工夫です。

空がピンクなのは私には思いもよらないアイデアで凄いな~。と思います。笑。

 

 

 

入賞するとはがきになります。虹虹虹

入賞以上の皆様限定掲載。

上から2段目左から3つめの絵が長女のです。

それと入選者以上は学展の本に名前や作品が掲載されます。

 

さらに、入賞者以上は本に掲載される絵のサイズが格段に大きくなります。

 

家族で国立新美術館に行って大興奮しました。

 

 

国立新美術館 3階 Bルーム

https://www.nact.jp/

 

 

去年の賞候補入選のときは、上に絵を重ねられてごちゃーーっと展示されていました。

 

今回の長女の作品は、まさかのまさか、学展大賞や審査員賞など大きな賞獲得者と同じ部屋に飾られていてびっくりしました。

ポーンポーンポーン

過去の作品たちのように上に重ねられることなく、絵単体で展示されていたのです。ポーンポーンポーン

 

 

もしかして、最終審査まで残っていて惜しいところまで行ったのかしら。

なんて、親ばかながらそう思ってしまう感じの堂々たる展示でした。

 

 

↓去年はこんな感じで重ねて展示。

ごちゃーーとしてますが、真ん中のお城の絵です。

 

今年の展示と比べると扱いが大きく違います。

 

 

今まで、重ねて展示されることが多く単独展示は初めてです。
本当に嬉しかった。
 
さらに、今年の絵は、気持ちがふわーーっと明るくなる感じがします。
パワーもありますね。
着実に腕を上げていると思います。
 
最近、絵心ないなりに少しわかってきたのは。
 
絵は単に目の前にあるものを描いているだけでは人に見いだされない。
絵に、描き手の気が載る。
雰囲気や思いなどの気が絵に載ってそこで初めて輝きを見せる。
その他大勢との違いが浮き彫りになってくる。
見る相手に伝わる気を載せて表現することがとても大事なのだと。
 
そう言った意味では、今回の「私とモネのおめでたい富士山」は気が載っている絵だと私は感じます。
原画は嫌ですけれど、はがき大くらいにして人に売ってあげたくなる絵です。
(売ってあげるって。笑。)
 
 
猪熊先生のお言葉が第69回学展ブックの1ページ目見開きで紹介されていました。
子供たちの絵の後ろには大きな愛があるのだと。
私も幸せな気持ちにさせてもらいました。
シェアさせていただきます。
 
 

--學展に関わる全ての方々へ--

喩ば一人の子供が、絵を描く場合に、その家庭の父兄がその絵を描いている姿に対して無関心であったとすれば、子供は少しもその仕事に対して喜びを持たないだろうし、自續的な努力もはらわなくなるものである。
またその家庭に対し學校もしくは指導者の大きな愛情ある指導がなければ、決して仕事を先に進めることは、不可能である。

全日本學生油繪コンクールと云う強力な、立派な発表機関があることによって、全てが励まされ學んで行くのではなかろうか、その意味でこの作品にあらわれた成果と云うものは、單なる個人の才能それのみでなく、その周囲を包んでいる今いった全ての環境と援助によってできたと云うことを痛切に感じる。これらの作品を見ると、その背後にある力とか、愛情とかが見えて、ほんとうに嬉しい。これは多くの展覧会を主催する日本學生油絵会の当事者も含めての愛情の結晶である。

小学生から上は大學、美術専攻生にいたる迄若き世代が結集して、その中に強い芸術をやしなうと云うこと、こんな楽しい仕事と云うものは他にないと思う。これは単なる個人の遊びでもなく、趣味でもなく、日本全体のこれからの新しい文化に対しての関心の顯とみてよいのではなかろうか。

選にもれたからと云って、自分の才能か、仕事とか云うものを決して低くみない様に、これからのほんとうの未知数の若い皆様の集まりであるから落選した人の中からも、来年再来年には、きっと素晴らしい作品が、生まれてくることは明らかなことである。それを期待したい。

1952年 日本學生油絵会 學展
猪熊弦一郎

 

 

学展関係者の皆様。

ご指導くださった岡澤みさを先生。

本当にありがとうございました。

 

 

明日はママ友がお付き合いしてくれるというので、ビデオカメラ片手に2回目の訪問を予定しております!笑。爆  笑

 

咲花(さやか)画伯。

夢に向かって順調にキャリアを重ねていますね。

本当におめでとう!!

 

来週日曜日は表彰式です。

 

 

咲花画伯 プロフィール

2010年生まれ

絵をかくことが好きで、道端の植え込みの花を描いているときに岡澤みさを先生に声をかけられ、絵画教室へ通い始める。

年長になると絵描きさんになると夢を決る。親への強い要望があるも、親は絵描きは食べていくのが大変だと思い、しばらくうやむやの返事。

何度も、いいでしょ?いいでしょ?と言うから、仕方がなく条件をつける。小学校のうち6年間、色々なコンテストに応募してみるけれど

一度も賞を取れなかったら誰からも、あなたの絵がいいなって思わないってことだから、売れるわけはない。見込みがないってこと。その時は諦めなさいよ。賞に選ばれたら応援してあげるから。と条件をつけたら 「頑張って、絶対賞を取る!」と本人いたって本気で取れると思っているのに驚いた。小1 夏休み 初出品の 港区 MOA美術展 水彩画 クジラが出たよ 銅賞受賞。

なんと初出品のコンテストで銅賞を獲得したため親は約束どおり本気で応援することに、現在に至る。

 

ぺんてる絵画コンテスト万年参加賞の絵心のない母親だが、祖母は絵のコンテストで複数回受賞経験あり。

 

<コンテスト>

小1 夏 港区MOA美術展 水彩画 クジラが出たよ 銅賞

小1 冬 全日本学生美術展 油絵 おはなさんお水をどうぞ 佳作  上野 東京都立美術館展示

小2 冬 世界児童画展  水彩画 私の夢 入選

小3 夏 学展 油絵 空飛ぶ金髪の少女は私 賞候補入選

小3 冬 全国学生美術展  油絵  その猫の名はムッシュ 佳作 上野 東京都立美術館展示

小3 冬 世界児童画展  水彩画 れんげとたんぽぽ畑にウサギがいるよ 入選

小4 冬 学展 油絵  私とモネのおめでたい富士山  入賞  国立新美術館展示