1/30はビートルズがアップル社屋上でゲリラライブを敢行した日

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

1月30日は、ビートルズがアップル社屋上でゲリラライブを敢行した日。
今日の夢中は、ビートルズの最後のライブ、通称「ルーフトップコンサート」をとり上げます。

■今日は何の日

いつも愛用しているタワレコ手帳
1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されています。

1月30日のページには、こんな出来事が書かれていました。

1月30日 【出来事】ビートルズ、ロンドンにあったアップル社の屋上でゲリラ・ライブを敢行(1969)

歴史に残るビートルズのルーフトップ・コンサート。
ビートルズ最後のライブ・パフォーマンスとなりました…。

ビートルズ・ファンとしては何とも複雑ですが、4人の生演奏を見ることのできる貴重なライブ。
それが1969年の1月30日だったんですね…。
今日は、ビートルズの最後のライブ、ルーフトップ・コンサートをとり上げます。

■ルーフトップ・コンサート

1969年1月30日英ロンドンのサヴィル・ロウ3番地、アップル社の屋上
ここで、ビートルズのゲリラ・ライブが行われました。


ルーフトップ・コンサートのビートルズ

もともとは、映画「レット・イット・ビー」のラストを飾るシーンを撮影するのが目的。
アップル社の屋上に機材が運び込まれ、ビートルズは予告なしの大音量ライブを敢行しました。

その日の気温は、正午過ぎにもかかわらずわずか2度。冷たい風も吹いていました。
映像には寒そうなメンバーの姿が映っています。ちなみに、メンバーが女性ものの服を着ているのは、婦人から上着を借りたためです。


ペーパージオラマ

午後のビジネス街に突然鳴り響くビートルズの生演奏
当然、多くの野次馬がやって来ます。通りには屋上を見上げる群衆、近隣のビルの屋上には人だかり、梯子でアップル社の屋上近くまでやってくる輩も…。

ついには警察が駆けつけ、アップル社屋上に上って来ると、メンバーの演奏を制止します。
結局、警察官によって演奏は47分で中止となりました…。

映画では、ここから7曲の演奏シーンが使われていますが、実際には他の曲や同じ曲の再演奏もされています。
その模様は、ビートルズの「アンソロジー3」などでも確認することができます。


アンソロジー3

でもファンとしてやっぱり聴きたいのは、ルーフトップ・コンサートの完全版。
報道によると、映画「レット・イット・ビー」(1970年)の公開50周年に合わせて、新しい映画「レット・イット・ビー」の制作が進んでいるとのこと。
監督は「ロード・オブ・ザ・リング」のサー・ピーター・ジャクソン。ポール・マッカートニーやリンゴ・スターも監修に名を連ねています。

これは楽しみです。
2020年はビートルズのルーフトップ・コンサートが、スクリーンによみがえるかもしれません。

■個人的なおススメ

それでは、ビートルズの歴史的ライブ、ルーフトップ・コンサートから個人的なおススメを紹介します。

まずは、公式youtubeチャンネルで演奏映像が公開されている、「ドント・レット・ミー・ダウン」
ジョン・レノンの曲。唯一無二のジョンの声が、アップル屋上に響きます。
サビのシャウトは鳥肌もの。ジョンとポールが並び歌う姿は涙ものです。

続いて、ポールの曲「ゲット・バック」
ルーフトップ・コンサートのハイライトとなる曲で、コンサートの最初と最後に演奏されました。
このとき実はバンド崩壊の危機にあったビートルズ。ポールの「ゲット・バック、ジョー」は、ジョンに向けられているようです…。

そして、これぞレノン・マッカートニーというべき才能の合作「アイヴ・ガッタ・フィーリング」
冒頭から中盤まではポール、後半の「Everybody had a hard year」からの部分はジョンがつくっています。
曲の終盤では、それぞれが自らのフレーズを同時に歌います。奇跡のユニゾン。隠れた名曲です。

いやぁ、素晴らしい楽曲ですね。いずれも、アレンジされたバージョンがアルバム「レット・イット・ビー」に収録されています。
でもやっぱり聴きたい、そして観たいのは、「ルーフトップ・コンサート」のライブ演奏。
新しい映画「レット・イット・ビー」、メチャクチャ楽しみです。

ありがとう、ビートルズ! ありがとう、ルーフトップ・コンサート!

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