宅急便を待っているのになかなか来ません。
時間指定をしていなかったのでね、留守しちゃ悪いと思ってお散歩も朝早めに行ったんですが(笑)
ところで、昨今わんこの体のケアも人間並みにいろいろ出てきてますね。
私もベルの病気でいろいろ調べましたが、西洋医学の他に、東洋医学や鍼灸、ハーブ療法、アロマ療法、ホメオパシー、バイオレゾナンス療法、犬の整体、原因療法(根本療法)などなど。。
食事にしても、薬膳、肉食、生食、こまかく挙げればきりがないほど。
サプリメントも人間並みにいろいろありますね~。
西洋医学の薬は副作用が一番気になるという理由で、または薬を使い続けて効果より副作用のほうが大きくなってきた、どうしよう、となって自然療法や代替療法を考え始めるということが多いのではないでしょうか。
私はもともと薬が好きじゃないというか、自分の体で薬を使ってダメで代替療法で良くなった経験があるので、常に西洋医学以外の選択肢は頭の隅にありました。
ま、それはいいんですが、今は西洋医学以外の選択肢もとても増えていて、どれを選ぼうか迷います。
一つやってみてあまり効果がなく、では次、次、とやっていくと、お金もかかるし、自分が何をやっているのかわからなくなります(´;ω;`)
こうなると、どんどん迷走していってしまうんですよね。。
でも、素人には何がいいのか、皆目見当がつかない。
時々、お医者さんの人間性で選ぶ飼い主さんもいますが、人間性が良くても知識や技術がそれに伴っているかはまた別の問題で。
もちろん、横柄な先生には診てもらいたいとは思わないですけどね。
となると、飼い主が勉強して、いろいろな選択肢の中で直観的に選ぶ、ということになるのかな、と思います。
そして、これ、と決めてもある程度の期間やって効果がなければまた別のことを考えるのも大事じゃないかと思います。
信じてやるけど、信じすぎないというか。
常に、教えられることをうのみにしないで自分で考える姿勢というのも必要だろうと思います。
食事一つにしても、米を否定する人もいますが、薬膳ではお米を使いますよね。
ベルもお米(玄米)を使っていますが、デメリットよりメリットの方が多いと実感しています。
その時の状態によって、肉が多めだったり米が多めだったりと調整していますが、常にお米は食べています。
米は太る、ダイエットに向かないと言われることもありますが、ベルが玄米(や白米)を毎日食べながら3か月で2キロ以上痩せたということは、その常識も疑ってかからないといけないですね。
でも、だからと言って、すべてのワンコがお米を食べればいいというわけじゃないと思います。
要は、一口にワンコのご飯はこれ!と言えないという事なんだと^^
その個体個体によって体質が違うので、それに合わせた食事をとるのが大事というのは、普通に考えたらわかります。
人間に置き換えてみても、これがいい、という食材やサプリはあっても、それがすべての人間に当てはまるとは限らないし。
ちゃんと自分の愛犬を見てあげることが大切だと思いますが、病気になるとその病気そのものに集中してしまって、全体を見ていないということもあるかも。
治すことに躍起になりすぎると、大事なことを見失うかもしれません。
いえ、病気を治すことが大事だから一生懸命になるのは当たり前だけど、視野が狭くなることは気をつけないと・・・
私の仕事の師匠の言葉で、ワンコの飼育もそうだなと思ったのが、「僕のことを信用しないで、頼らないで」。
つまり、その時正しかったことも時間の流れや環境によって変化すること。
絶対に正しいことなどないこと。
自分で考えること、情報を鵜呑みにしないこと。
そういうことが言いたかったんだと思います^^
私はもともと特に犬好きというわけじゃなく、ワンコを買うことなど7年前まで考えていませんでした。
たまたまペットショップで売れ残っていたパグを家に連れてきたのですが、ここまでいろいろな事を教えてくれる存在になるというのは、やっぱりご縁なんでしょうね。
正直、もう私もいいトシだし、面倒なことはごめんだわ、このまま何事もなく一生過ごせたら、と思っていましたが、ベルにはほんとにいろいろな事を教えてもらって、精神を鍛えられています。
私の一生の中でもトップクラスのイベントになりましたね、ワンコを飼うということは。
おかげでいい冥途の土産ができました。
さぁ、もうひと頑張りするわよ~。