この頃秋という季節が短く、夏からいきなり肌寒くなりますね。
私の好きな春と夏が短いのはちょっと寂しい。
ところで以前、アルブミン値が低く、IBDだの全身麻酔でMRIを撮るだの言われていましたが、すでに御年8歳のベル。
体に負担がかかることはできるだけ避ける方針なのと、慢性的な疾患に強い薬を使いたくないので、MRIの話は華麗にスルー。
西洋医学的な考え方だと原因を見つけて薬で抑え込むっていうのが正解なのでしょうが、治療やケアは西洋医学だけじゃないと思うので、特に急性のものでなければできるだけ西洋医学を使わないでいきたいと思うのです。
そんなわけで、まず食事から見直すことにして、こんなサプリを取り入れてみました。
IBD向けのサプリを検索するとまず目につくこれです。
改善した子のお話もたくさん載っていますが、ベルにも効果があるのか、ほんとにいいのか、使ってみるまでわからない。
中身は白い粉で葛が入っているのでスープに溶くととろみがつきます。
野菜を煮たスープを100ccほど鍋に入れ、水で溶いた粉をいれてとろとろにしてご飯の上にかけます。
まぁ、なんでも食いつくベルだし食欲はまったく衰えていないので、喜んで完食。
このサプリは腸を温める作用があるそうです。
そのうえで、腸の乳酸菌を増やしていくということなんですね。
乳酸菌生成サプリははやりですが、まず腸が冷えていては効果が出ないそうで、こちらは腸を温めることができるとか。
腸を温めるには腹巻もお勧めだそうで(夏でも)、さっそく購入して着用。
そんなこんなで1,2か月経過して、かかりつけの病院で血液検査をしたところ・・・
アルブミン値 2.5(6/1) → 2.8(8/27)
総蛋白 5.6(6/1) → 6.2(8/27)
と、かなり改善しました。
元気もあるのでね、しばらくこのまま続けてみようと思います。
このほかに、ベジキュアという野菜のサプリを病院で買って、これもパラパラ振りかけてますよ。
数値だけ改善しても原因を突き止めて解消しなければ意味ない、みたいなことを言う獣医さんもいましたが、とりあえず数値も正常範囲で食欲元気もあるので、私としては急いで腸を切り取らなくてよかったと思ってます。
かかりつけの獣医さんは、すぐにIBDという状態ではないし、治療に入る段階ではないとのことで、獣医さんによってもかなり見立てが違うのにビックリです。
そういえば、ベルはもうすぐIBDで苦しんで死ぬ、と言ったトンデモ獣医もいたな~。
いや、獣医さんは選ばないといけませんね。
また、先日おしっこの検査もしてきましたが、ストルバイト結晶は見られませんでした。
結晶を作らないためにはおしっこをたくさん出す必要があるそうで、スープご飯にしてからかなりおしっこも出るので、そういう意味でもよかったかと思ってます。
ただ、PHがちょっと上がってしまったので、結晶ができやすい体質に傾いてしまったので、そこは注意しないとね。
ここしばらくは療法食も食べず、普通の食事をしていたので、それでストルバイトができないのは良かったと思うんですけどね。
ベルは生まれつき免疫系がちょっと弱いと思われ、それがあちこちに不調をきたしているのではないかという気がします。
またパグという犬の特性上、脳に負担がかかるということもあるし、生まれながらのハンディは負っていると思います。
食事にマッサージにサプリに、と、いろいろやってやっと健康を保っている状態ではありますが(見た感じは普通に元気ですけどね)、生命力というか生まれながらの強さがあるという気がしています。
弱い所はあるんだけど、それをカバーするだけの強さみたいなものを感じます。
強運な子でもあると思います。
今はいい先生に診てもらえて、ベルにとって最高の治療が受けられていると思います^^
相変わらず私たちがご飯を食べていると当然のように参加してくる。
ひじ掛けに落ちたささ身をとろうと必死。
ベルの場合、夏が弱いみたいで去年も体調を崩していましたが、これからは少し楽になるかもね~。