Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

サンタンデルからブルゴス(Burgos)へ

2020-02-14 18:40:10 | 最後のキャンプ旅行2019-2020

 

金曜日12時に乗船してからは酔い止め薬を3回も飲み、両手首に酔い止めバンドをしっかりはめて、無事土曜日の朝9時に目覚めた。海は凪いで穏やかだが、この朝は激しい雨が降っていてスペインが見えない。

航海が非常に穏やかで安全だったため、今日は2時間早くサンタンデルに着くとアナウンスがあった。亭主が大喜び、これで多分無理をせずにブルゴスまで行けるという。暗くなってキャンパーを走らせるのは、年寄りには大変危険だと本人も承知している。

 

 

朝11時手荷物をまとめてキャビンを出て、キャンパーの停まっている5階へのエレベーター付近に人々が集まりだした。サンタンデルの町は雨の中でかすんで見える。

キャンパーに載ってスペインやポルトガルへ向かう人たちは、私たちも含め年寄りばかり。

中に一人の中年英国人が、 水曜日にサンタンデルからポーツマスへ行ったが、海が荒れて誰一人ラウンジで座っている人などいなかった。24時間キャビンで寝ていた。今日は反対に素晴らしく良い航海だ。と大きな声で言っていた。今日はラッキーだけれど帰りはやっぱりフランス周りにしよう。

このフェリーの中で、私たちを知っている2組の英国人夫婦に出会った。私は全然覚えていなかったが相手の方が知っていて声をかけてくれ、それぞれキャンパーでまたポルトガルのカバナス・キャンプサイトへ向かうとのこと。

 

 

12時きっかりフェリーはサンタンデルに到着、下船したのは20分後ですぐカーナビをブルゴスへセットして雨の中サンタンデルの町を通過する。

ブルゴスまで180㎞程、その間に開いているキャンプサイトがない。12時過ぎだから3時間で着くと亭主は喜んでいたが12時は英国時間でスペインは1時間早くもう1時過ぎ、雨が激しい薄暗い中を、ブルゴスやパレンシア(Palensia)へ向かうキャンパーやキャラバンが走っている。

この北スペインは連日雨だったらしく、川渕の農地は水浸しになっているところが多かった。

 

 

写真がはっきり見えないが、立ち枯れのひまわり畑で、種を取ったようには見えない。暗い中で侘しい。

 

 

 

岩山がつづくあたりで、向こうを向いた人か?猿か? 二人で言い合いながら通り過ぎたら

 

アングルが違うと、いったい何に見える? 亭主は私が Dirty mind (想念がいかがわしい)という。

 

 

前を行くキャンパーの水跳ねが激しい。彼らもブルゴスへ行くに違いない。

 

ブルゴス近くのラウンドアバウトには珍しい恐竜の模型が立っていた。

 

 

ブルゴスの町の入り口、サンタンデルから3時間で着いた。

この町のキャンプサイトは町はずれの川渕で以前にも行ったことがあったが、前も今も全く同じ雨の中で、キャンプサイトの地面は水浸し、キャンパーの車が地面に沈んで出られなくなる。それで車の前輪は道路に上げておくようにとのことで、駐車できるところを探すが、トイレのブロックが3か所のうち2か所は閉まっていて、電気のコネクションも全部は電気が通っていないことを知った。

結局入り口に近い道路上にキャンパーを停め一夜を明かした。北スペインは英国と同じように寒かった。


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