今日も機嫌よく過ごせましたか?
家庭用のプリンター、ひと昔前と比べるとグッとやすくなりましたよね~。
しかも最近は、複合機が当たり前になっているじゃないですか?
プリントだけじゃなくて、コピー機能や、『某大臣の発言』で話題になったUSBメモリーからダイレクトでプリントする機能とか、ファックス機能まで付いているものもありますよね。
さらには、ひと昔前なら一気に価格が跳ね上がって高嶺の花だった、両面同時プリント機能が当たり前のように付いていません?
そんな高機能で色もキレイに出力されるものが、以前の低機能低価格のプリンターと同じくらいの値段で買えちゃうんですからねえ。
HP プリンター インクジェット 複合機 ENVY 4520 F0V63A#ABJ
14,800円
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そんな高機能になったプリンター、いざ買っても、家でコピー機能を使うことって意外と少ないんですよね。
最近は、資料をもらってもPDFファイルだったりするので、コピーなんてわざわざしないんですよね。
でも、年に何回か使う機会があるじゃないですか。
たとえば、街歩きイベントをするときに、地図をコピーして配りたいとか?
もしかしたら、もらったチラシなどを保存したいときにスキャンしてPDFデータにする方が使う機会が多いかな?
いやはや、いま家庭でコピーする場面を10分くらい考えていたんですけど、もう紙から紙へコピーするなんていう場面、ぜんぜん思い浮かばなくて焦りました。
まあ、それはさておき、年に数回だけプリンターの上のフタを開けてガラスの上に印刷物をおき、コピーやスキャニングをするわけですが、久しぶりに使った時はなかなかスキャンが終わらないですよね?
あなたもご存知かとは思いますけど、スキャンする前に読み取り装置の原点調整や動作チェックをプリンターが自動で行います。
それが久しぶりに使う場合だと、ちょっと時間がかかるんですよね。
普通にプリントするときでも、その日1回目のプリントをする前にはやたらと
「ウィーン!ガチャガチャン!ガチャガチャン!ウィーン・・・」
と大きな音で動いていますけど、あれもインクノズルの清掃とか原点調整などを自動でしているんですよ。
あんな低価格な家庭用プリンターが、普段使わない機能も正常に使えるよう自動でメンテナンスまでしちゃうんですから、感動ものです。
ところで、人って色んなことができますよね。
走ったり、スキップしたり、縄跳びしたり、自転車に乗ったり。
水泳では、手を動かして足をバタバタさせて、さらに息継ぎは泳ぎが止まらないように器用にしますよね。
でも、たとえば普段はママチャリに乗っている人がマウンテンバイクに乗り換えたとき、ハンドルやサドルの位置にカラダが戸惑って、しばらくの時間はうまく乗りこなせないんですよね。
あと、普段は自動車通勤などであまり歩いていない人が、子どもの運動会で徒競走に参加することになり、子どもにいいところを見せようと、「ヨーイドン!」の掛け声にいざ走り出してみたものの頭で描いたとおりに足が上がらず、足がもつれて派手に転倒!
なんていう場面、テレビなどでも観たことがありますよね?
特に、アラフォーの人にとっては『あるある』じゃないですか?
頭の中では、若い頃に走っていたイメージが浮かんでいるのに、実際のカラダはイメージに全くついてこれないくらいサビついているんですよね。
だけど、学生のときは授業で計算もしたし、絵も描いたし、漢字もたくさん書いたし、グランドをいっぱい走ったわけで、脳にはその経験が記憶されているんですよ。
「あ~、人にも自動メンテナンス機能があればな~・・・・」
って、いま思いませんでしたか?
実は、人にも自動メンテナンス機能はついているんですねえ。
それをちゃんと働かせれば、現在のあなたの心身の状態に合わせて調整してくれて、転ばないように走れたり、計算がパパッとできるようになったり、円滑なコミュニケーションができたりするんですよ。
ただし、自動メンテナンス機能が働くには条件があるんです。
それは、行動することなんですねえ。
スキャナー機能を使う前でも、「ウィーン!ウィーン!」って動いてますよね?
あれは、スキャン前に色んな動きをして、その動きからソフトウェアが本来の設定からズレていると判断した場合は正しくスキャンできるように動く位置などを調整しているわけです。
それと同じように、人だって10年以上ぶりに徒競走しようっていう時に、事前練習もなしにいきなり全力で走り出すのは無理があるわけです。
人間にとってのソフトウェアが入っている脳に、現在の脚がどれくらい動かせるか?という情報を本番前に伝えておかないと、ギヤの錆びついたロボットのごとく、変な動きをしてひっくり返ってしまうんです。
でも、脳はギヤが錆びついているとわかっていれば、錆びついているなりの最善の動きができるようにサポートしてくれますし、時間をかければサビつきを解消することもできます。
人は、使わなくなった機能をもう一度使えるようにするためには、
実際に動いて、
その動いた結果を脳にフィードバックして、
その情報をもとに正常に動けるように誤差を調整をする。
という一連の流れが必要です。
たとえそれが、遊びであってもです。
本来のあなたは、いまの自分が思っているよりもたくさんのことができる人だったはず。
ただ単に、大人になってから使っていないだけなんですよね。
あせらず、柔軟に色んなことにチャレンジして、鮮やかな人生を手にしましょうね!