今日は、覚悟は逆効果になるかもしれないよ、
っていうお話をするので最後までお付き合いくださいね。
まずは近況から。
最近、この曲のイントロを聴いただけで、
涙腺のスイッチが入っちゃう感じです。
BiSHのLETTERSという曲で、
コロナで変わってしまった世界で苦しむ人たちに
寄り添いながら生きようとはげます曲です。
最近、人づきあいが難しいと感じることが多いんですよ。
みんなコロナストレスで心のバランスを崩していて、
ちょっとしたことで怒りだすことがあるんです。
そうなると、寄り添うこともできず、
こちらがダメージを受けてしまうんですよね。
あまりそういうことが続くと、
コーチだってさすがに引きこもりたくなります。
毎年行っている、沖縄や瀬戸内の海も、
今年はなかなか行けなくて心の充電ができないし、
心を健康に保つのに一番気を使っています。
コロナが終息したら、
みなさんに会いに行けるといいな。
それまで、格好悪くてもいいから一緒に生きましょう！
さて、覚悟のお話をしましょうかね。
楽しいのなら覚悟はいらない。
そうは思いませんか？
覚悟なんてあまり気にしなくていいですよ。
起業とか、移住とか、結婚、離婚もそうだけど、
新しいことをしたいと話すと、
何かと覚悟の話をしたがる人がいるでしょう？
「お前はその覚悟があるのか？」
「腹を括れよ！」
みたいに言ってくる人いませんか？
ぼくは、そういう圧力が苦手で、
言われるとやる気がゼロになります。
ぼくとしては、
覚悟って自分から退路をたつ、
もしくは、他人から退路を断つことを強要される、
そういう感覚を強く感じるんですよね。
なんだか、特攻隊として戦闘機に乗せられるような、
ネガティブなイメージを感じてしまうんですよ。
それに比べると、
騒動に駆られるって、
後ろがなくなるわけではなく、
それを忘れるくらい前しか見えなくなる。
他人の小言なんて全く耳に入らない。
もしくは、雑音が遮断されている。
そういう感覚じゃないですか？
根拠はないですけど、
覚悟や腹をくくらなきゃ何も達成できない
という発想は、
戦後日本人の悪い人生観の一部
なんじゃないかな？
それに対して、ぼくはね、
覚悟より衝動が湧き上がるのを感じるか？
そこが大事じゃないかと思っているんですよ。
だって、はじめの一歩にいちいち覚悟が必要なら、
なかなか前に進めないじゃないですか？
そもそも、あなたが楽しいと思うことに、
覚悟なんて必要ないと思いませんか？
ちょっと話の次元は違うけど、
温泉旅行に行きたくなったときに、
いちいち覚悟を決めないでしょう？
あなたが楽しそうと思うこと、
「これは自分の役目だ！」
とテンションが上がること、
そういうことって、
覚悟とか腹をくくるという気持ちより先に、
衝動、
つまり心に湧き上がって抑えられない気持ち
それに駆られて動き出しちゃうものじゃない？
失敗したときのこととか、
余計なことが思い浮かんでこないくらい、
「うわ～～！やってみたい！」
と思えるか？
そこまででなくても、
「ん？それ面白いかも。」
と感情が動くこと。
衝動的に動いてしまうなら、
それはすでに覚悟を超えているじゃない？
たしかに、飲食店をオープンする場合は、
たとえ料理や接客が好きでも、
覚悟はいると思います。
ただ、その覚悟もどのタイミングでするか？
っていう話で、
どちらかといえば、
どういう計画を立てるか？
という問題で、
感情で考えることではないんですよ。
最近は、まずはお金をかけないで試す方法もあるし、
やっぱり覚悟の問題ではないんですよね。
あなたがいま思い浮かぶことは、
想像するだけで衝動に駆られて、
「やりたい！」
とウズウズしてくるのか？
それとも、
覚悟を決めなきゃいけないことなのか？
一度考えてみるといいですよ。
ぼくは覚悟が必要と感じて動けないことなら、
いっそのこと捨てちゃえば？
って言いたいかな～。
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