“花あたり”と言う言葉を初めて知りました。
TV番組で外国の男性が 日本の流鏑馬(やぶさめ)の
武田竜一門に弟子入りするお話しでした。テレビなので、ご覧に
なった方もおいでになると思いますが、私はとても幸福な気持ちに
なったので、ここに書いてみます。
流鏑馬(やぶさめ)は 馬に乗って走りながら地上に立てた的に
矢を射る馬術です。
外国の人もやってみましたが、始めは矢が射れずに二度目は
師範から「花あたりー」と言われました。
矢が的に当たらず的の周りに飾られた花に当たったのです。
矢が当たって花びらがハラハラ舞い散りしました。
昔、武士が殿様の前で流鏑馬をした時、上手く的に当たらないと
切腹ものだったそうです。
走る馬上から矢を射るのは大変難しいもので、それで切腹は
あまりにも・・・という訳で的の板の周りを何本もの花で飾りつけ、万一
矢がそれても花を揺らして花びらが舞う美しい景色に殿様も見とれる
と言うことにしてしまいました。
風情があって人助けもできて私はコレを考えた武士を尊敬します。
花あたりを出した外国の人は3回目には無事に的へ矢を当てること
ができました。
こちらは大当たりです。
お花つながりで書いてみましたが、流鏑馬は外国の人もハマるくらい
カッコイイものでした。
調べてみましたが、花あたりをしているのは、一部の流派のようです。
台風の強風で何度も倒れて、とうとう家の中に入れられました。
コッキー&チビコより。
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