クラウドの普及と、例えばスマホでみんなが写真をどんどんとるようになって、データセンタはハードディスク(HDD)を増設することに追い立てられています。
さらに、4K動画が簡単に録画できるスマホが普及し、少し後には5G時代になればアップロードもあっという間。
かねてから、GoogleはHDDの信頼性を落としてもいいから、とにかく容量を増やしてくれと主張しています。
そんな中、昭和電工[4004]が
ハードディスクドライブ(以下、HDD)の次世代記録技術である熱アシスト磁気記録(以下、HAMR(注))に対応した次世代HDメディアの製造技術を開発しました。
https://www.sdk.co.jp/news/2020/37881.html
HAMR媒体の透過型電子顕微鏡画像
【平面】
【断面】
難しくて、画期的なことが何なのかさっぱりわかりませんが、結果的には、今、普通に市販されている大容量のHDDの大体10倍くらいの容量が実現できるということでしょうか。
昭和電工は、少し前に、黒鉛電極で盛り上がった会社です。
最近は、買収を組み合わせて様々な事業分野を拡張しています。
社名は昭和ですが、中身は全く別の会社に変わりつつあると思います。