89歳 高齢者住宅7か月目の真夏のある日
「着る服がない!毎日暑くて着替えが足りない}
と突然の電話
随分落ち着いてきた矢先でびっくりしたその日
買っていったTシャツに着替えながら
「ここになんかあるのすごいのよ さわってみて」
と左乳房を指す
大きなしこりがありました
それからひと月半
何回か病院に行き
「手術しましょう」と言われた母
こちらも明るくフォローはしますが
と~~っても(表面上は)
落ち着いて受け止めています
痛みもなくずっと気付かなかったという
私に言った夏の日は
急激に腫れて真っ赤に炎症したのが
小さくなりかけている時だったようで
今になって思うと
炎症を起こしてから不安だったのでしょう
無意識に癇癪を起して
「服がない!!」ってむちゃくちゃ言われたけど
今覚えて無いというのですから
雨の中タクシーで買いに連れて行ったりしたのに
素敵な夏服がいっぱいあるんです
実は・・・
抱え込んだ不安って
出口を求めているんだなと思います
乳がん自体
2世帯同居がうまくいかなかった12年間の
鬱積が生んだものかなと
それが今ほっとして出てきたのかなと
思っています
「なんで私が乳がんナノ?(。´・ω・)?」
と理由を考えている様ですが・・・
「2週間入院です」とドクター
「先生美智子さまは4日でした」と母
「なるべく残したいけど再発リスクが」とドクター
「先生もう要りません」と母
笑えないギャグでみんな困惑でした(#^.^#)