90歳 入居1年5か月の母
色々あったけど
随分落ち着いてきた
と安心しつつあったこの頃ですが
高齢者住宅1Fの入口でインターホンを押すと
「はーい!」と大声
「開けて~」と言っても
「開けるって何を?」
「ここの扉開けるボタン押して~」
「何のこと?扉って何なの?」
愕然としました・・・( ゚Д゚)
「そっちいこうか!?」というので
「じゃあ来て」
エレベーターで降りてきた母は
受付の方に「開けてくださいます?」と
さらりと言っている
扉が開くと私を見るなり
「なんで開けてもらわないの?
いつも開けてもらってるんでしょ?」
母は17か月の間
私や宅配の人が来るたびに押していた
建物入り口の解錠ボタンが
全く解らなくなっていました
とにかく部屋に行き
インターホン前で説明しても
「えー?触ったことないわよこれ」
の一点張り
こんなこともあるさと 思うには・・・
母の真顔が衝撃過ぎました
赤い字で「ヒトが来たら押して開ける」
と書いて張ってきましたが
まともに顔を見られなかった
一度道路に出てから戻り
インターホンを押したら
いつものようにすぐ開けて ε-(´∀`*)ホッ
「これは練習ね また来た時も空けてね」
と伝えて帰宅
最後は「うんうん」と素直に言ってたけど
私をわからなくなる日を覚悟しておこうと
強く思いました(^_^;)
いつかは来る日だ(*ノωノ)