このコーナーは、私が東海道五十三次を
京都から江戸(東京)に向かって、
ちびちびと歩いている記録を、
文と写真でつづっています。
まずは「(徒歩で)日本橋に到達する」を
目標に掲げて、頑張っています!
私の東海道旅は「広重の浮世絵作品」を
キーワードとしています。
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これまでの旅の記録は、
こちらの目次 をごらんください!
三
鳴海宿までを歩く後半戦です。
移動ルートをチェック!
< 後編のおおまかな流れ >
1. (仮)本笠寺駅前踏切横交差点
2. 笠寺観音
3. 笠寺一里塚跡
4. 天白橋
5. 鉾ノ木貝塚
6. 丹下町常夜灯
7. ゴール・鳴海宿本陣跡
では、本編をどうぞ
日時:3月22日(金) 天気:
後半の出発地点は
私が勝手に名付けた、その名も
「(仮)本笠寺駅前踏切横交差点」!
ただ今の時刻は、11時41分です。
ここで左に曲がりま~す!
すると
名鉄の踏切が見えました。
電車が通るタイミングでパチリ!
踏切を渡り3分ほど歩くと
「笠寺」と刻まれた石柱を発見。
お堂みたいな飾りが素敵です。
そしてまた2分ほど歩いたところで、
笠寺観音(西門)に到着しました。
時刻は11時46分、出発から約5.3km。
正式名称は「笠覆(りゅうふく)寺」といい
十一面観音を本尊とする真言宗の寺院です。
西門をくぐってすぐ右手側には
六地蔵堂があり、六地蔵が刻まれた石碑(?)がまつられていました。
また、壁(写真左側)には六地蔵の説明が書かれた
案内板がありました。
「人質交換之地」碑。
冷静に考えると、怖いですね・・
こちらの建物の中に、水かけ地蔵がありました
サムライ模様の前掛けをした水かけ地蔵。
頭にかぶっているニット帽も、おしゃれでお似合いですね。
そして本堂
この中に、「十一面観音像」や「おもかる地蔵」があるそうです。
そして、こんなのも見かけました。
笠寺観音の敷地内に「芭蕉句碑」があったようですが、
探すのを忘れていました
この後、最初に通った西門から出て、行脚を続けました。
~
笠寺観音の南西側には
玉照姫(たまてるひめ)の像が安置されている
泉増院(せんぞういん)。
玉照姫は、豪族の娘でとても美しい女性だったとか。
ある雨の日、玉照姫はずぶぬれの観音様に
傘をかぶせてあげました。
たまたま通りかかった藤原兼平(かねひら)が
その心優しい姿を見て心を奪われ、プロポーズ。
その後、二人は結婚し京で暮らしたそうです。
・・という事で、恋愛成就などの御利益があるとかで
若い女性の参拝が絶えないそうです。
泉増院の前の旧東海道をさらに進んでいくと、
見えてきたのが・・
笠寺一里塚跡です。
到着は12時11分、出発から約6.6km経過。
枝だけですが木は、結構大きいですね。
日本語と英語で書かれた説明書きがありました。
このあと5分強ほど、歩いていくと、
道が徐々に斜めに・・
特別何か、ってことでもないんですが、
久しぶりに川を渡ります。
天白(てんぱく)川と天白橋です。
12時20分到着、出発から約7.2kmです。
おなかが空いてると「天白」を「てんぷら」って読みそうになります
橋の中間付近から、これから進む道をパチリ
この後、「ん?」と気になったものが、
道路の右側にありました。
写真をズームアップしてみましょう・・
ノンタンが営業してる・・
小さいときにノンタンの絵本を1冊持っていたのを
ふと思い出しました。
絵がかわいかったので、結構好きでしたね。
「歩き疲れてへっこんだ気持ち」も、
ノンタンを見ると元通りに戻りそうですね。
しばらく道をまっすぐ歩いていくと、
用意したガイドマップではの信号で左の道に
進むようになっていました。
周辺地図を片手にボーっとしながら歩いていると
空地のようなところに立札が
「鉾ノ木(ほこのき)貝塚」と書かれていました。
到着は12時32分、出発から約8.1km。
準備していた資料には載ってませんでした
「貝塚」ですんで、貝殻とかを埋めた場所なんでしょう。
案内板の説明では、「縄文のある土器などが出土した」
と書かれています。
車やバイクで東海道をめぐっている人も
いらっしゃると思いますが、きっとここは
気づかないでしょうね・・・
同じ道を、そのまましばらく歩いていくと
鳴海宿の西の入口、丹下町常夜灯がありました。
12時38分到着、出発から約8.6㎞。
こちらはガイドブックに載っていました。
昔の人にとっては、常夜灯のあかりは
大切だったのでしょうね。
火災厄除を祈願する意味もあったそうです。
常夜灯を見た後は・・・
作町交差点。
一般民家の間をのんびりと・・歩きながら・・・
まだか、まだか?と
周囲をキョロキョロしながら歩いていきまして
ゴールの、鳴海宿本陣跡に到着しました!
「案内板だけ」というのが、個人的に淋しい感じが・・
鳴海宿(本陣跡)到着:12時48分
歩行時間:2時間18分
(スマホアプリ「Runtastic」にて計測)
次回は、鳴海宿を散策します。
以上、ちょい和・東海道編でした!