お待たせしました。
関東撮り鉄旅・後編です。
東京駅で在来線の見学を終えた後、山手線に乗車しました。
まずは、品川駅へ
昔に東京に来た時も、まともに品川駅に寄った記憶が
ないんですが、とりあえず一旦、改札を出てみることに。
改札のそばにあった売店で、東京土産を購入しました。
ここからしばらく在来線に乗っていくことにして、
みどりの券売機で切符を購入。
そして貨物の路線図を見ながら・・・
「機関車が見れそうな駅」を考えました。
数分、考えた後、京浜(けいひん)東北線に乗ることにし、
向かったのは鶴見駅
電車を降り、ホームで周囲を観察していると、
少し向こうを、見たことが無い列車が通り過ぎていきました。
あとで調べると、相鉄(そうてつ・相模鉄道)の列車と分かりました。
(12000系)
同じホームの反対側に移動すると、今度は機関車も
ホームからはやや離れていましたが、なんとか
全身を(電柱などに邪魔されず)撮影できました。
EF65形電気機関車の2085号車でした。
再び電車に乗り、次に下車したのは、
初見のネギ氏・・ではなく、根岸駅。
なんと、この駅で、人生初のEH形機関車に遭遇。
ちなみに機関車の先頭部分の記号は、
E・・・Electric (電気。電気機関車はEで始まる)
H・・・車輪が8対(ABCと数えて8番目なのでH)
という意味になっています。
ホームから少し離れたところで、
こちらのEH200形機関車22号機が休憩中でした。
この機関車には「ブルー・サンダー」の愛称がついています。
また、EHで始まる機種は関西で見ることは、
ほぼ無いようで、今回の関東遠征で見れたらいいな、と
強く願っておりました。
EHシリーズは、200の他に500、800などあります。
を数枚撮影したあと、再び電車で西に進みました。
先ほどまで乗っていた列車は、
小田原駅が終点でした。
乗り換えの列車が来るまで、ホームや駅舎などを散策します。
ホームの端からは
小田原城が、うっすらと姿を見せていました。
そういえば「小田原も東海道の宿場があった」ことを、
この城を見て気が付きました。
「また来るからな~!」と心の中で思ったのでした。
まだまだだいぶ先の話ですが
まだ少し時間があったので、改札付近に行ってみると、
こんな顔ハメパネルがありました。
再びホームに戻り、小田原城と反対側を見ると、
小田急の列車たちが見えました。
小田急も乗りたかったんですが、時間の都合上、
今回は見送りました。
そして、伊豆箱根鉄道も見ることが出来ました。
次の列車は「快速アクティー・熱海行き」。
終点の熱海まで乗車しました。
途中で車内から見えた素晴らしい景色
天気がとても良い日で、空とか海が特にキレイに
撮影出来ました。
途中の駅の1つ、湯河原駅
「ズバリ、温泉地!」という感じの名前ですね。
そして、終点の熱海駅に到着です。
ここでまた列車を乗り換えるんですが、
先ほどの列車の車内放送で「乗り換えの列車は
同じホーム」ということと「乗り換え時間が少ない」
とのことでした。
列車が熱海に着き、ドアが開いても目の前には
列車はいませんでした。
しかし、よく周囲を見渡すと、同じホームの、
だいぶ離れた所に、次に乗車する列車が
すでに停車していました。
写真を撮ってから、小走りで・・・
三
無事に乗車出来ました。
熱海を出発してから、ひと駅の間隔が結構ありました。
函南(かんなみ)駅を停車し、そしてその次が・・・
熱海から2駅目の三島駅です。
向こう側の窓がいっぱいある建物は、新幹線の三島駅です。
三
電車が三島駅を出発すると、まもなくお目当ての・・・
富士山が見えてきました!
在来線の列車からだと、周辺の住宅などが近くに
あるため、なかなか富士山をしっかりと撮影出来ないですね。
とはいえ、何枚も撮影しまくり、いい感じの写真も
数枚、撮る事が出来ました。
これとか
「新車両基地建設地」と書かれた看板が気になりました。
アメブロにアップする用に、少しトリミングしてます
をバシャバシャと撮りまくっているうちに・・・
列車はの吉原駅に到着しました。
顔が緑色の列車は、「岳南(がくなん)電車」。
初めてその存在を知りました。
レトロな感じの車両が、またいいですね
列車が吉原駅を出発してから数分・・・
ここでも桃太郎(EF210形機関車)を発見。
さらに・・・
EF64形電気機関車1000番台が休憩中。
さらによく見ると奥に、新幹線が!
三
この2ショットは、関西ではまず撮れないんでは?と思います。
あぁ、電柱がジャマや~
そして・・・静岡駅に到着しました。
静岡駅で一旦、新幹線に乗車。
そして名古屋で再び、在来線に乗り換えました。
名古屋から大垣行きの普通に乗って・・・
まもなく目当ての場所に到着します。
名古屋から2つとなりの清洲(きよす)駅と、
その隣りの稲沢駅の間には、「愛知機関区」という
機関車の車庫があります。
実は、この場所を知ったのは今年の10月でした。
そして、今の私にとって「聖地」ともいえる、
「稲沢駅」に到着しました
この写真は、過去記事(ミニ作品発表会52)でも公開したやつです。
岐阜方面に向かう列車の扉に、私の背後にいた
ディーゼル機関車が扉に映りこんでいました。
ちなみに、この愛知機関区は新幹線の車内からは
遠すぎて見えません。
そして、後ろを振り返ると
機関車が、羊の群れのようにたくさん停車していました。
ちなみに、左から順に・・・
EF64形1000番台(青)、DD200形(赤・2両)、DE10形機関車です。
奥の方にも数両、停車しており、1度に
カメラに収め切れなくて、私はいつも「うれしい悲鳴」を
あげています。
(の集団だけでも20両くらいいました)
このあと、次にやってきた列車に乗車して、
尾張一宮駅、米原駅で乗り換えをして帰路につきました。
今回の旅を振り返り、とてもラッキーだったな、と
思った事がありました。
それは「関西、東海、関東のどのエリアでも、
鉄道の遅延や運転見合わせが一切なく、
気持ちよく鉄道の旅を楽しめた!」という事です。
次回の関東遠征の際は、なんとしてでも
新幹線から富士山を撮影したいです
おしまい。
長旅、おつかれさまでした。
ちょっといい和・「第1回・関東撮り鉄旅」でした。