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何で貧しかったら

2020-02-08 10:42:53 | Weblog
 何で貧しかったら幸いと言うのだろう。

 『貧しかったら、幸いだ』と言うのは、『パワーを持たない事は、幸いだ』と言っているのと同じ事だと思う。
 本当は、パワーを持った方が良いのに。

 作家さんで、『アフリカで、飴を配ろうとしたら、飴の大袋ごと、奪い合っていた。日本人が失った、動物的本能が、アフリカの人達にはある』と書いていた人がいたが。
 「だけど、望めば、いくらでも、飴を買える環境があるのであれば、飴の大袋ごと奪い合ったりはしないのではないか」と思う。

 中南米の発展途上国に行って。『その国に旅行すると言ったら、ある日本人の友人が、「趣味でアクセサリーを作っているけど。人にあげる程でもないから、良ければ持っていって」と言われた。で、そのアクセサリーをその国の結婚している女性に渡したら、今まで見せた事のない笑顔を見せた。おそらく、夫からももらった事がないのであろう。日本人がそういうアクセサリーをもらっても、これほど喜びを感じるであろうか』と書いていた人がいたが。
 「いや、先進国の人が、ごみに捨てるか悩むようなものをもらって、人生最大の喜びの一つを感じたくないから、先進国の人は、豊かになろうと努力したのではないか」と思うけれども。

 本当は、アフリカの人達が、飴を生産出来るようになれば良いのに。
 先進国の人が持ってきた、飴に依存しないで。
 望むだけの豊かさが、望めが得られると知っていたら、奪いあったりはしないだろう、と思う。

 『日本人は、大震災にあっても、暴動が起きない』と世界の人達は言っているが。
 『待っていたら』誰かが何かをくれると信じていたら、大人しく待っているよね、と思う。
 『待っていても』誰もくれないと思っていたら、奪い合うしかない。

 望むだけの豊かさを作り出せるようになれば良いのに。
 “与えてもらうもの”に依存する事は、幸いにはならない。

 「私にとって、その人は必要ないけれども。その人にとって、私は必要なのは分かっています」。
 私はその人と関わり合いになりたくないけど。その人は私から関わって、何かを得たいと思っている。
 そういう依存は良い事なのか、どうなのか。
 “得よう”として、他者に依存するしか方法がないと信じているのは、悲劇だと思う。

 “分配の理論”というのは、消費者の理論だ。
 で、“豊かさを作り出す”というのは、生産者、働く側の理論だ。
 消費者の理論だけでは、ダメで。豊かさを作り出さないと。

 『お菓子の神様ありがとうございます』と。
 でも、お菓子の神様というのは、お菓子を作っている人達の事で。
 エベレストに登るにしても、裸で登る訳ではないから。
 服を作ってくれた人達に感謝しないと、と思う。
 自分一人では何も出来ないのだから。その事に対して、感謝しないと、と思う。
 神々は、私達人間なのだ。
 「あなたは何を、社会に対して、与える事が出来ますか」という話だと思う。
 受け取るだけでは、ダメなのだ。

 “専業主婦”とは受け取る側の話だ。まあ、子どもがいたら、子どもを育てるという事も、仕事なのだろうけれども。
 でも、『子どものままでいたい』と。
 つまり、それは、消費するだけの立場でいたい、と。

 「誰かを悪いせいにして、その人から、お金を取れたら、得だよね」と思う。
 韓国人がやっているが。
 『ヨーロッパ人は素晴らしい。ストライキを肯定して』と言われても。誰かが豊かさを作り出さないといけない。国からのお金をあてにする事は、幸いにはならない。

(続き)
 人間関係の、非対称性が問題なのだよな。
 「金持ちは貧乏人と付き合いたいと思っていない。貧乏人は金持ちと付き合いたいと思っている」。
 カンボジア・ベトナム旅行に行ったけど。精神的にしんどかった。
 特に、カンボジア。「二度と旅行したくない」と思った。
 ベトナムは、「自分でお金払って旅行に行きたくない」と思った。
 そう感じるのは私だけではなく。
 『発展途上国は先進国の人達に来てもらいたいと思っている。だけど、先進国の人達は、発展途上国に行きたいと思っていない』と。
 物価はそんなに安くない。
 現地の人が食べる料理を食べていたら安いのかもしれないけれども。
 パッケージツアーで、日本人向けに出している料理は、日本並みか、日本以上の値段がしていると思う。
 「次はヨーロッパに旅行したい」と家族と言った、と。
 食事が美味しくないのだよね、結局。
 カンボジアの料理は何か変な匂いがするし。
 まあ、どこの国に旅行に行っても、「日本の食べ物は美味しいなあ」と認識するだけだが。
 
 アメリカで、『ノーベル賞よりも有名な賞』と言われている賞で、その賞金の、お金の資金源になった人の話で。家族が、『多額の遺産を相続しても、贈与税が困るから、財団作れ』と言っているのに、『私は忙しいのだ。そんな事に構っている暇はないのだ』と言ったと言う、という話があるが。
 金持ちは、金持ちで忙しい。貧乏人の事になんか、構っている暇がない。
 だけど、貧乏人は金持ちと付き合って、金持ちからお金をもらいたいと望んでいる、と。

 『お金がある時には、暇がない。暇がある時には、金がない』と言うけどね。

 本当は、金持ちは金持ちと付き合っていた方が、楽しいが。
 だけど、貧乏人は金持ちと付き合って、金持ちからの金が欲しいと望んでいる、と。

 『富士山の下から、富士山は見えるが、富士山からは下は良く見えない』。

 『NO』と言うにも、勇気がいるけどね。
 だから、『嫌われる勇気』という本が売れるのだろうけれども。
 『嫌われる勇気』が欲しい。『嫌い』になる勇気が欲しい。

(続き)
 聖帝王城さんが、『ブラジルに行きたくないですか』と言う質問に対して、『行きたいけど。遠い』と書いていたが。
 (ネットで検索掛けて)調べてみたら、『ブラジルへ行く直行便はなくて、アメリカ経由で、片道で27時間掛かる』と。
 「そりゃ、中南米や、アフリカで、援助活動している、日本のNGO団体がほとんどないはずだ」と思う。
 行くだけで、時間とお金が掛かるのだから。

 アフリカも、日本と直行便なくて、ヨーロッパの国からしか、飛行機の路線がない国が多い、と。
 で、その路線とは、その国の、元々植民地支配していた国だ、と。

 韓国人が、『反日だ』と言って、日本との企業との契約を打ち切って、ヨーロッパの企業と契約したら、機械の故障だと言って、ヨーロッパの企業に連絡取ったら、出張費として、100万円とか取られた、と。「そりゃ、ヨーロッパから来る、飛行機代と、その分、時間が奪われる、人件費が必要だからね」と思う。ネット右翼の人達は、『ざまあみやがれ』とか。『アフリカの国も、日本の隣にいれば、韓国のように経済発展したはずだ』と。

 アフリカの国も、元植民地支配していたヨーロッパの国の事を嫌っている。
 だから、中国に対して、橋の発注をしたくなる。
 だけど、中国からしたら、『アフリカは遠い』。本当は、品質は同じなら、元植民地支配していたヨーロッパの国に橋の発注をした方が、安く出来るはずだが。国民感情があってそれは出来ない、と。

 現代的に言えば、植民地支配されている国の方が豊かだが。
 植民地支配している国に、移住する権利が得られるし。

 発展途上国を、個人旅行している人の書いた本の話で。
 インドに個人旅行に行って、タクシーに乗ったら、変な所に連れて来られて、『あなたの靴を売って欲しい』と、何時間も言われた。諦めて、売ったが、という話が書いてあった。
 その日本人からしたら、『この靴、買うのに、いくらしたと思っているのだ』と思う。『というか、さっさと、ホテルに連れていけよ』と思う。だけど。そのインド人からしたら、この靴を得られるチャンスは、他にない訳だから。何時間話してでも、欲しい、と。

 金持ちにとって、時間は貴重だが。貧乏人にとっては、金の方が貴重、と。物の方が貴重と言っても良いが。

 「関心を寄せる事が愛なのだよ」って。
 時間をかける事が愛。
 金持ちにとってはね。
 自分にとって、貴重な時間を使っているのだから。それが愛でなくて、何が愛なのだろう、と思う。

 最大の攻撃は、「あなたとは関わり合いになりたくない」と言う事で、と思う。

(続き)
 『同調圧力』はともかくとして。
 問題は、『同調圧力』とか言っている人達は、『「同調圧力」とかいうインチキ左翼の言論があるが』と書いていた、小林よしのりさんの正しさ、『「同調圧力」とかいうインチキ左翼の言論があるが』と書いていた、小林よしのりさんが、たった一人で、日本人の思想を変えた事実を認めないだろう、と言うことで。

 『同調圧力』とか文句いうのは、弱者の意見なのだよね。
 世界に影響を与える、強者の説明ではない。
 で、『同調圧力』とか言っている人達は、世界に対して大きな影響を与える人達の事を嫌っている、と。
 世界に対して、大きな影響を与えるぐらいなら、何も出来ない弱い人間の方が良いと思っている、と。
 『金持ちは敵だ』と言っている。なぜなら、金持ちは世界に対して、大きな影響を与えるから。
 で、『スポーツ選手の勝利は素晴らしい』と言う。なぜなら、スポーツ選手は誰が勝っても世界に対して、大して影響ないから。
 で、『日本の首相は敵だ』『日本の政治家は敵だ』と言う。結局、『強者は敵だ』と。
 ユニクロが障碍者雇用頑張っている事は褒めてはいけない。
 『ユニクロの創業者は悪人だ』と言わないといけない。

 「誰かについていけば、幸せになれるのですか」。
 『終身雇用、年功序列を保証しろ』と言う。
 『給料の引き上げは良いけど、給料の引き下げは違法だ』と言う。
 アメリカにも、アメリカの問題があるが。
 『誰かについていけば良い。そしたら、幸福が得られるはずだから』と。
 「ぶら下がる元は誰ですか」。
 金持ちにぶら下がって生きていきたい、と。

 『資本主義は金持ちの少数決、民主主主義は、一般大衆の多数決』と。
 金持ちは、常に少数者だから。
 実際、世界人口で見ても、先進国に住んでいる人は数が少なく、発展途上国に住んでいる人の方が数は多い。多分、先進国に住んでいる人口×8=発展途上国に住んでいる人の数、と思う。

 アメリカは、ITで復興、好景気になったのだって。
 で、IT(インターネット・テクノロジー)というのは、プログラム書かないとダメだけど。
 『プログラマー35歳定年説』と言うのが言われていて。
 若いうちに能力が高くて、年を取ると能力が下がる、と。
 年功序列というのは、年を取ったら、能力が上がるというのが、前提でないと、成立しないが。
 プログラマーを、年功序列の賃金で、採用出来るのか、という問題があると思う。
 アメリカは、解雇が合法だから、出来るけど。
 日本でそれが出来ますか、という話だと思う。
 日本には日本の利点があるよ。だけど、日本には日本の欠点がある。
 良い所取りは出来ない。もし出来たら、既にやっているだろうと思う。

 「肉体能力の方が平等性は高い。知的能力の方が、格差は大きい」と思う。
 そして、知的能力のある人とない人との間で、格差が生まれる、と。
 細かい差異について、言い合っていても、仕方ないと思うけれども。
 そして、金持ちは金持ちの世界しか知らないで、貧乏人は貧乏人の世界しか知らない。
 知的能力のある人は知的能力のある人の世界しか知らないで、知的能力のない人は知的能力のない人の世界しか知らない。
 ある職場にいるだけで、そこで働いている人達はある程度似通った部分があると思う。
 『知的障碍者が気持ち悪い』と言う人は知的障碍者の施設で働けない。例え、採用されたとしても、すぐに辞めてしまう。1年以上その職場で働いている人は、ある程度似た部分があると思う。
 『ここは私には合わない』と思ったら、人はその仕事を辞めてしまうから。結局、1年以上その職場で働いている人は、ある程度似通っている。

 中南米の国、本当は、アメリカについて行った方が幸せになれると思う。
 アメリカからは、中南米の国は援助がしやすく、ヨーロッパや日本からは援助がしにくいから。
 日本の戦後の復興は、アメリカについていったおかげとも言えると思うが。
 だけど、『アメリカについて行こう』と思った、日本人の善行というのが、素晴らしい、と。これで、『アメリカは敵だ』と思っていたら、日本の戦後の復興はなかったであろう、と。

 韓国も本当は日本について行った方が幸せになれると思うし。
 アフリカも、元植民地にしていたヨーロッパの国について行った方が幸せになれると思う。
 国民感情があって、出来ないが。
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