9月21日に現場入りした、葛飾区柴又の犬引取屋廃業現場。
代表者死亡により30頭余りの犬が取り残され、9月21日の時点ではまだ23頭がいました。
その後、愛護団体等に引き取られて、中型犬～大型犬が残り8頭。
その中に14歳の老犬もいました。
顎下に膨らみがあって、癌かもしれないと言われていた子です。
事前情報では、14歳オス、それ以外の情報はありませんでした。
この現場の子たちを気にしてくださったアルマボランティアスタッフでもあるchikoさんが、この子の里親になってくださいました
1頭でも助けたいと、どの子を引取るのか迷いもあっただろうと思います。
でも、この子に目を向けてくださいました。
ありがとうございます。
本日引取り、その後、ティアハイムでシャンプーしました。
せめてもの協力をと、ティアハイムスタッフ2名で、毛玉取り、ブラッシング、シャンプー、爪切り等のフルコース。
ピカピカになりましたよ
そしてなんとなんと
おばあちゃん犬でした
オスではなく、メス
オスではなく、メス
顎下のふくらみは、皮がたるんでいるだけだったようです。
それでも、アバラが見えるほどに痩せているし、筋力もありません。
おそらく外に繋ぎっぱなしで飼われていたのだろうなと思います。
柴又の現場は、その後、引取キャンセルになった小型犬3頭の受入先が決まり、中型MIX犬も3頭が決まったようで、残りは4頭になりました。
関わっている方々の、この子たちを助けたいというパワーがすごい。
埼玉のボランティア団体様で活動しているOさんのFacebook記事をお読みください。
現場で決まっていないのは、咬むといわれている子たち4頭です。
紀州犬♂ 11歳
甲斐犬♂高齢 14歳？ 目が見えない
秋田犬♂ 10ヶ月
柴♂ 5歳
有料で犬たちを引き取って亡くなった代表者。
この子たちを引き取った時点で既に自身の健康問題もあっただろうと思います。
でも事業をやめなかった。
残された子たちに罪はない。
お金を払って託した飼い主。
ちゃんと育てられなかった故に、咬むようになったのかもしれないし、別の問題があったのかもしれない。
私は安楽死の選択もあるだろうと思っていました。
でも、こうして1頭でも助けると頑張っているボランティアさんたちがいる。
引き取って終わりではないので、これから困難な道もあるかもしれませんが、この現場の子たちに心を寄せてくださる方がたくさんあることに救われた気持ちです。
そして自身の不甲斐なさを改めて感じるのです。
もう守りの姿勢に入ってしまったら、これから先も色んなことを守りながら活動を続けていくのでしょう。
センターで選別している時点で、もう命の選択をしている。
私の活動の大義って何だろう。
改めて考えさせられます。
明日のフリマ～よろしくお願い致します
●10月20日（土） 10時～15時
フリマ＠しらこばと水上公園
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