10月10日、茨城センターへ。
引取報告とともに、現状のお知らせです。
現状といっても、前回の訪問時と同様に、犬で溢れています。
子猫も60頭を越えていて、11日金曜日に引き受けてくれる団体まで4腹分ほどを搬送するとのことでした。
猫のパルボは終焉しておらず、散発的に子猫が亡くなっています。
あまりに小さいワクチンが打てないサイズや、数日の滞在を越えている子猫は、正直、引取が怖い。
助けたくても助けられない現実があります。
 
溢れる犬を前に出来ることも「わずか」です。
数頭の引取検討。
その繰り返しでしか、命を繋ぐことも出来ない。
いつも厳しい現実を突きつけられる。
 
 
9号犬舎(メス)
 
この部屋にいた高齢の黒ゴマ柄の子は、先々週の末に亡くなったとのことでした。
あの日、連れ帰っていたら、何かあっても治療できたかもしれない。
高齢の子には厳しい1ヶ月単位のセンター滞在です。
 
 
この日の茨城センター 成犬140頭ほど。
そのうちの100頭以上はオスです。
収容棟の犬舎も、1号と9号がメス。
2号~8号がオス。
ボランティア団体からのオファーもメス希望が多いので、どうしてもオスが残っていく割合が高い。
ご縁が決まる子から、ということを優先させると、小ぶりのメスから、というのも仕方ないところもあります。
 
1号犬舎(メス)
※写真、右側に2号犬舎も少し写りこんでいます。
 
2号犬舎(オス)
 
3号犬舎(オス)
 
4号犬舎(オス)
 
5号犬舎(オス)
 
6号犬舎(オス)
 
7号犬舎(オス)
 
8号犬舎(オス)
 
9号犬舎(メス)
 
こちらの別部屋にも2頭の犬
 
他、収容犬舎の個別犬舎(畳半畳ほど)にも、それぞれ犬が入っていて満室です。
 
この子は、過日、重度の皮膚病で収容された犬。
定期的なレボリューション塗布などの治療によって、ここまで良くなりました。
 
8月19日 No.1 取手市収容の中型雑種犬♂です。
疥癬と思われる重度の皮膚病でした。
押さえつけて何か治療をしようとすると、怖いからなのか口が出るとのこと。
また、いっさいの心を閉ざしているような風で、決してこちらを見ようをしません。
オヤツをあげても目の前では食べない。
野良犬だったのかいえば、そうかもしれませんが・・・
この子の今までの暮らしは、どんなふうだったのかと思うと胸が痛いです。
 
気にかけてくださっている方がありますが、現実的に引取が出来ないとのことなので・・・
皮毛が良くなるとともに、今度は居場所の心配が出てきます。
 
 
 
9号犬舎(メス)に結構長くいる高齢のメス。
人馴れはしているんですが、首のあたりを触られるのは嫌とのことで・・・。
このシニアの子が、いつかこのまま虹の橋へ、なんてことにならないように、どうかお声がかかりますように。
アルマもシニアのクミンちゃんが決まったら、次のシニアを引取できるのですが・・・
これがなかなか、強度の偏食で、現実は食べさせることにやっとで。
まだまだガリガリのまま、次の治療のステップに進めないでいます。
 
お外が大好きクミンちゃん 10歳~
 
クミンちゃんが食べるフード
あれこれ試してやっとたどり着いた。
デビフ(dbf)の白米入りの150グラム缶です。
もし何か買ってご支援を~という方がいらっしゃいましたら、上記フードがいくつかあれば助かります。
 
 
さて、10月10日の引取
どの子にしようかとあれこれ悩んで。
やっぱり、いくら待ってもオファーがない子を第一優先に。
 
●コーギーMIX風♂茶白 推定3~4歳? 体重8キロ
名前は、クルトン です。
 
8月24日、こちらの記事で紹介しました。
 
結局、ずっとセンターにいて。
やっぱり目が見えていないかな!?あせる
近日に眼科専門医の診断を受けてきます。
クルクル回ることが多いですが、元気食欲はあります。
お散歩も頑張って行っていますよ。
 
 
それから収容されて間もない犬
●テリアMIX♂ 推定2~3歳? 体重6~7キロ
名前は オズ です。
 
とっても可愛いオズくん。
飼い主さんは行方知れず。置き去りにして消えてしまったらしい・・。
 
 
そして、子猫2頭だけ。
●子猫♂キジ白♀白三毛 生後2~3ヶ月 風邪気味
 
以上です。
 
子犬は20頭前後いました。
離乳したばかりの子犬のお世話が大変そうでした。
 
茨城センターのような成犬の中型雑種犬が多数入ってくるセンターは、
せめて
・小型犬
・中型雑種の子犬
~を団体が協力して迅速にどんどん引き出す。
もちろん、小型犬のシニアや病犬、子犬の離乳前も含むで、手分けするネットワーク作りが必要だと思います、
 
そのうえで、センターは中型雑種犬の成犬の管理にもっと集中したほうがいい。
小型犬の治療や、子犬のお世話に職員さんの労力がつぎ込まれるよりも、他の子のために時間もエネルギーも使って欲しい。
そうしないと、助かる子も助からない。
もう一つ、動物管理課、という部署を作って、専門の獣医師や担当者を入れて、管理の見直しをしませんか?
 
ああ、いろいろ考えるとじれったいことばかりです。
 
 
じっれたくて引き取った親子犬、シンクロ。
母犬かのんちゃんと、子犬ほのちゃん。
ほのちゃんはご縁が決まって来週からトライアルですよ~音譜
 
 
 

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