一般的に『肩がこった』という時って、首と肩関節の間あたりが硬くなってしまっている状態を指して言いますよね。
でもなんでココが硬くなるのでしょう…?
肩コリはなぜ起こる?
上の画像を見て下さい。
一番上が『手のひらの筋肉』の画像
真ん中が『手の甲の筋肉』の画像
※赤い部分が筋肉で白い部分はいわゆる『腱(けん)』です。
一番下が『手のひら~胸の筋肉までと手の甲から肩甲骨、首までの筋肉の連鎖(前・後)』の図
です(青い部分が筋肉)。
普段の生活の中で、何かを握ったり、つかんだり、マウスをクリックしたり…と自分で思っている以上に実は手を使っていて、手のひらや手の甲の筋肉(とても小さい筋肉ですが)にはとても疲れが溜まっています。
そして固くなっています。
手と肩と首は冒頭の一番下の画像のとおり、繋がっております。
前側のつながり
手のひらの筋肉→腕の筋肉→胸の筋肉
後ろ側のつながり
手の甲の筋肉→腕の筋肉→肩関節の筋肉→肩甲骨の筋肉→首の筋肉
前側でつながる筋肉と後ろ側でつながる筋肉のコリや緊張は、最終的には肩甲骨を身体の外側へスライドさせます(いわゆる前肩や巻き肩といわれる状態で、ネコ背)。
そうすると肩甲骨と首を結ぶ筋肉にかなりテンションがかかり、その部分をとても硬くさせてしまいます。
これが肩コリのメカニズムですね。
どうしたら良いの?
肩甲骨が身体の外側へ向かってスライドする
↓
前肩・巻き肩でネコ背になる
↓
肩コリ状態
という事で、前肩や巻き肩といったようなネコ背の状態は肩コリを生みます。
そしてさらに、肩コリはその状態が元の正しい状態に近づかない限り良くなりません(良くなった!と思ってもすぐ戻ってしまう…)。
つまり、
肩コリを消失させるには…
手先の筋肉からゆるめ、腕、胸、肩甲骨まわり、首…と施術して行って、肩甲骨を元の正しい位置にリセットする
その後に…
その正しい位置を定着させ、美姿勢の維持で再発を防ぐ
事が大事です。
しかしながら、一度肩甲骨を正しい位置に戻したとしても、身体は慣れ親しんでいる方へ戻ろうとしますので、またネコ背状態に戻ろうとします。
人間の脳はなかなか融通がきかない面がありまして、正しい姿勢でも『今までと違う』という理由から正しいと判断してくれません。
長年染み付いた悪い姿勢のクセはなかなかしぶといんです。
身体が正しい姿勢を『自然な状態』だと感じるまでは、適切なストレッチとエクササイズが必要になります。
間違った方法をとると上手く維持できないので、これは専門家に任せた方が良いところだと思われます。
つまるところ、専門家にお任せ下さい!
というオチです…。
すいません(笑)。
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