汗をかいてもデトックスにはならない | 過去に囚われない

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人生何が起こるか分からない!
56歳にして、占いを始めました。
色々のんびり綴ってます。

 

暑いですね~。

蒸しますね~。

汗かきますね~。

 

ところで【汗】って何ですか?

 

 

汗の役割

 

それは体温を下げる事です。

 

汗が出て、体表部分で蒸発する時に熱が奪われて行きます。

いわゆる気化熱というやつですね。

 

その作用のおかげで熱が下がります。

汗が出なくなると、体内に熱がこもり続け体温が上昇し、最悪は死んでしまいます…、熱中症とかね。

 

これはすごく重要な仕事なのですが、汗の役割はこれだけです。

 

デトックスの役割はありません(キッパリ)。

これはお医者さんも言ってます。

 

原理というか汗が出るメカニズムがわかれば当然といえば、当然です。

残念ながら…。

 

ちなみに汗には2種類あります。

エポクリン汗腺から出る汗(体温調節)と、

アポクリン汗腺から出る汗(匂いがあって、生殖活動や個体識別等に使う…いわゆるフェロモンというやつ)です。

そこらへんの話はまたの機会に。

 

なので、ここで言う汗はエポクリン汗腺から出る一般的な汗の事を指しています。

 

 

汗の成分は?

 

汗は血液から作られる、体温調節用の水分ということなので、言ってみれば、真夏の暑い日に道路などに撒く【打ち水】です。

 

そもそも汗の出口である【汗腺】という所に【ろ過機能】はありませんので、血液をろ過していらないものだけを排出するという事はできないです。

 

血液の中にものすごく大量の老廃物などが混ざっている場合は、汗からも出るでしょうけれども、そのような場合は腎不全になっているはずなので、汗がどうこうの前に生死の問題になっているはずです。

 

ということで、ほぼ汗の成分は水分とミネラル分だけという事になります。

 

サウナや岩盤浴などで、『いやぁ~、身体の中の悪いもの出したなぁ~』と思うのは錯覚です。

むしろ、体内の水分とミネラル分を大量に排出してしまって脱水の危険性がありますので、水分とミネラル分をしっかり補給しないと危ないですよ。

 

もちろん【汗をかけない、汗をかかない身体】というのも、それはそれで非常に問題がありますので、適度に汗はかく必要があります

何事もそうだと思いますが【節度をもって】という事でしょうかね。

 

 

デトックスは腎臓と肝臓で行われる

 

身体の中に取り込んでしまった毒素や体内で消化吸収の過程で発生する不要物質は【腎臓】と【肝臓】でろ過されます。

 

簡単に言うと、

水に溶ける物は【腎臓】、

水に溶けないものは【肝臓】で、

ろ過されます。

 

 

これからの暑い季節、一応そんな事も気にしながら充分に水分とミネラル分を補給してくださいね。

 

とりあえず、腎臓は忙しいしとても大事な器官ですね。

 

なので出来れば、腎臓~膀胱までの足つぼマッサージもやってあげて腎臓を元気にしてあげて下さい(前々回のブログ参照)。

 

 

いつも笑顔でいられますように

番場 要

 

 

 

 

 

 

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