偉大な才能を持って生まれ、神童として注目を集める。
10代に生来の才能は満開の輝きを見せ、以後やることなすこと成功の連続。
時代を象徴するカリスマと称され、愛情面でも満たされ続ける。
そんな日々がひたすらに100年ほど続き、誰からも惜まれこの世を去る...。
そんな人間がアナタのすぐ近くにいたらどうしますか?
ひがみだと言われてもしょうがないですが、
私はこんな人とはなんだか友達にはなりたくありません。
私がじっくりと語り合いたいと思う友人は、例えば、こんな人たちです。
・52歳まで冴えない営業マン、奥さんの大反対にあいながらも、
画期的な店舗運営方式を生み出した男。
・47歳で事業が破綻、ほぼ全ての財産を失うが、
その後独力で日本人にはお馴染みのアノ商品を開発した男。
・38歳で会社をリストラされ、以後艱難辛苦の末、センサー技術の礎を築いたある技術者。
・万年筆のインク漏れが原因で大口契約を逃す大失態。以後インクが漏れない新型万年筆を開発、
大成功をおさめた46歳不良保険外交員。
・幼少の頃から吃音に悩み、薬と酒に溺れた生活を続ける。
45歳にようやく薬・酒から脱却、
コンプレックスを武器に52歳でCDデビューを果たした世界的アーティスト。
今夜、ご紹介するのは、そんな40歳以降に大成したイカした大人たちとじっくりと語りあえる本です。
佐藤 光浩さん著『遅咲きの成功者に学ぶ逆転の法則』
もし「町でいちばんの美女」にさえ出会わなければ、
こんな男の翻訳をすることはなかっただろう...
ある翻訳家はいいました。
悪辣といってよいほどの文体で、暴力に絶望、露骨な性描写を描き、
現代人の荒廃した心の中をぶちまけた取り扱い注意作家チャールズ・ブコウスキー。
(ご紹介している本にも登場します)
酒・ギャンブルに生来の浪費癖...
生活苦の中(タイプライターは売ってしまい)、手書きで作品を執筆、投稿するも鳴かず飛ばず。
作品が評価され、長く働き続けた郵便局の仕事を辞め、
創作に専念できるようになったのは49歳になってからでした。
そんな彼が2つの珠玉の名言を残しています。
人間の醜さも、愚かさも、美しさも、綺麗事なしに正直に表現する彼だからこそ、
この言葉には重みと、真理が宿ります。
人間は誰しも天才として生まれてくる。
だがほとんどの者は能力をつかわずに、
この世から去る。
小さな種火だけは消しちゃいけない。
種火さえあればまた燃え上がる。
もし あなたの心の中で<小さな種火> が消えかかっているのならば、
是非この本を開いてみて下さい。
もしブコウスキーの「町でいちばんの美女」を未読だという方、貴方は本当に幸運です。
すぐにでも書店、はたまた図書館にレッツゴー!!
冗談抜きに打ちのめされるほどの名編です。
超短編なので普段本を読まない方にも最適!本当に素晴らしいからこそここまで言うのです!!
※『遅咲きの成功者に学ぶ逆転の法則』は近日中に当店のオンラインショップでも販売予定です。
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