寒くなる冬に手足の冷えを感じる方は増えますが夏でも手足が冷えている人が増えています
たぶん、読者の皆さまの中にも、『それ私かも?』という方がいるのではないでしょうか?
冬ならまだしも一年を通して、手足が冷えてしまう理由を知りたいですよね
中医学の観点からお話しすると、夏でも手足が冷えてしまうのは、
⭐️カラダのエネルギーとなる“気”の流れが滞り、気血の巡りが悪くなっている
その結果、心臓より遠い手足にまで、気血が巡らずに冷えてしまう
⭐️カラダを温めてくれる陽気が足りていない
その結果、カラダの外側に位置する手足が冷えてしまう
からと考えられます
なので、例えば夏のあいだは常に冷房のきいた部屋にいて汗をかかないのが日常だったり、冬でも氷入りの飲み物を飲んだりしてしまうと、体内に寒邪が入り、陽虚を導いてしまうのです。
陽虚は、手足の冷えだけでなく、長く続けばカラダや肌が老けやすい状態になってしまうし、代謝も悪くなるので、ダイエットにも不向き。
いつものことだから良いやと後回しにするのではなく、きちんと温活をしていきましょうね
私の場合には、毎朝起きたら生姜湯を一杯飲み、夜寝る時には、温めたミルクを飲んでいます。
夏でも冷房のきいたお部屋にいるときは、足先を冷やさないようにもこもこ靴下はマストではいています。
冬のお出かけには、ホッカイロをインナーに貼っておくのも◎
ご飯を食べるときは、まず内臓を温めるために、味噌汁やスープなどの汁物から食べるようにしています。
ぜひ、一年を通して手足が冷えている方は、参考にしてみてくださいね
それでは、また更新します。
中医美容研究家
濱田文恵