噂に聞く愛知川源流域の紅葉を目指せ、その②。 | 歩いて走って登って、毎日ビール(・・・日本酒も)。

歩いて走って登って、毎日ビール(・・・日本酒も)。

体を動かすのは好きなのです。
体を動かした日でも。
動かさない日でも。
・・・ついつい今日もまたビール!
・・・いや最近は日本酒にはまり中・・・。

今いる場所は、神崎川(愛知川源流域)のタケ谷出会。

あ、そうそう、愛知川は(えちがわ)と読みます。

 

休憩したい場所ではあるのですが、今は晴れてるけどどうなるかわからんし。

少し休んだら早めに行こっと。

ここからは初めて歩く神崎川沿い、きっと人の少ないコースです、キンチョーします。

初めてのコースはホントドキドキするわー。

こんな大人になってからも冒険気分を味わえるのは山歩きならではです。

怖さもあり、もちろん楽しくもあり、アドベンチャーだなー。

 

ここでワンコ連れの登山者さんにお会い(追いつかれ)しました、県境稜線越えてでは今日お会いした唯一の登山者さんでした。

ビビりなので慣れない山域ではあまり静かだと少々寂しくなるのですが、少しだけ癒されました。

もちろんあっという間に置いてかれたのですが笑。

 

10時30分。

さて、地図を見ると、ここで渡渉しなくてはいけません。

この方はどこを渡渉するんかな?

参考にしようと見てたらワンコと飼い主さんはそんなん全く気にせずのザブザブ強行渡渉でした笑。

あはは、マジか~((´∀`))ケラケラ

んじゃあこっちはどうするか~と見回したら、

左手の岩の多い場所ならどうやら渡れそうです。

 

やった、なんなくクリア。

渡渉も今日心配な部分でしたが行けそうだね。

もう一度この先あるんだけどねー。

 

これはいいとこだねー、ここまで自然のままの川って見ないもんね。

初めは川原を歩き、歩くとこが無くなったら右手に登って川から離れず歩きます。

川沿いに行けば道迷いは無いよね、あとは上水晶谷に至る渡渉点を見落とさなければ。

 

右手(左岸になるのか)の林も明るくていい感じ。

地図には登山道の線が書き込まれてても踏み跡なんてありません。

ですが川に沿ってどこでも歩けました。

神崎川という見落とすことのない明瞭な目印がありますが、

それでもたまーには赤テープが巻いてありますので、見つけるとやっぱりほっとします。

まったく小心者や~。

 

 

サクサクと落ち葉の絨毯を踏みながらフリーダムに歩け歩け。

しかし、あー、ついにお日さまが隠れてしまったようです。

青空じゃんとあんまりにも調子づいてたのでテンクラの反撃スタートかー?

 

 

 

このちょっと落差の大きい谷との出会は目印どおり巻いて渡ります。

 

 

 

 

11時。

やっぱりあると無性に安心する安定の青い道標。

今まであまり縁のなかった地名ばかり書いてあってなんだかうれしいのです。

そしてここが上水晶谷のコースに至る渡渉点でした。

神崎川ともここでお別れか~、ちょっと短すぎて寂しいぞ。

 

ここはね、難なく渡ることができました。

 

お日さまがお隠れになった今、急ぐこともありません。

ここで飯にするよー。

今日もいつものメニューです。

 

キーマカレーヌードルは美味しいですよ。

チョイ辛で暖まりますわー。

セブンのいなり寿司3個入、東海限定なんかー。

 

ごそごそと湯を注いで準備してたら、いま渡ってきた対岸の渡渉ポイントより少しだけ先になんかプレートが見えます。

 

小峠出会かぁ、ここを登れば杉峠やクラシ方面に行けるコースがあるようですがどんな道か、

クラシイブネに直行はかなりの近道らしいし、興味は尽きないところです。

まあ間違いなくずいぶんな急登だろうとは思いますが。

 

腹もふくれたし。

いつかもっと踏み込むぜーなどと心でつぶやき素晴らしい景色をしばし見上げてさて、

今日のところは勘弁してやってお帰りしましょうか。

お天気もやや怪しくなってきましたし。

 

バイバイ神崎川。

来年秋はもっと早く来るよ~。

 

 

カエデの葉っぱと、右のは種です。

種は翼がついてるので、高いとこから落とすとくるくる落ちていって面白いのです。

 

 

神崎川を離れました。

しかしこの辺りは凸凹急斜ばかりの鈴鹿の谷筋にしてはずいぶんだらりんことした広い地形です。

根の平の名前のもとはこのあたりの地形が起こりだったらしいです、ふーんなるほどー。

菰野町の根の平峠の解説。

踏み跡は限りなく見えませんがテープの印はちゃんと拾えました。

おおよその方角を頭に入れてテープを拾いながら歩きます。

 

 

遠くに例の青道標が見えました、実は内心ホッとしてたりしてます。

 

「いつの日にかこっちにも行くからな、覚えてろ~」な気持ち。

 

すぐにまた青道標、上水晶谷渡渉かー。

 

どうやらここは楽勝ですわ。

 

この道標の上のマーク、なんでかシールで携帯のアンテナマークが。

今日は朝から圏外な場所がほとんどですが・・・。

もしかしてもしかして、ここは奇跡の電波圏内なんか~?

 

・・・何だ思いっきり圏外じゃんか。

いったい何の意味のシールなんでしょうか・・・。

 

渡渉後またもやすぐに青いヤツ。

ああここから国見峠に抜けられるんね。

これもいつか歩かないとね。

 

そして杉峠までは100分。

 

ん、なんだか見覚えのある風景になってきましたよー!

 

ここだー、前に根の平峠からここまで来て撤退したポイントだー。

こんな、以前来たことあるところに別方向から着くのも山の楽しみのひとつですわー。

 

ハラハラのアドベンチャーはここまでです。

なのですがここはあの大杉との再会も楽しみ。

落ち葉多すぎ道をたどると・・・。

 

やあやあー、久しぶりです元気してましたか~?

 

 

まあ、もう今は御老体なんだろけど、まだまだワタクシよりずっと長生きするんだけれどもね。

若いころには前を通った織田信長も見たのかなー、そしてまだまだ生きるんですからねー羨ましいねー。

 

などと歴史のロマンに浸りつつ、こっちの道から帰ってきました、タケ谷上水晶谷分岐です。

 

 

いつか攻め落としてやるぞ、と。

美濃の国、金華山を見上げる織田信長の気分でクラシイブネと思われる向かいのピークをにらみます!

 

あとは通いなれた道が残るのみなので、コーヒーなどをいただいて休息休息。

 

お日さまもないのでずんずん下るのみです。

下山中は・・・。

どなたかの落し物の手ぬぐいが木にかけられてました、

これはレンコン模様か・・・なかなか渋い。

 

今日のワタクシの手ぬぐいも色は派手ですがなかなか渋いものですよ。

三重県伊勢志摩あたりの方におなじみ、しめ縄のデザインのぬぐい。

伊勢志摩地方では玄関先のしめ縄はお正月だけでなく一年中飾りっぱなしなのです。

こんな感じで立派なのが多いんです。(三重県あるあるネタ)

 

そして今まで見落としてたこの根平朝明ペイント大岩の足元。

 

何とここもつっかえ棒ポイントだったか~!

これは是非にもと棒を追加します。

つっかえ棒の会会員の義務ですね笑。

 

下山が早すぎるときの「まだ帰りたくない休憩」をはさんで。

下山少し手前の休憩好適地があるとそこで残りの食料をすべて食い散らかします。

今回は砂防提のうえで寝っ転がって音楽かけてまったり。

 

まったりしてたらぽつりぽつりと小さい雨粒が・・・。

これはテンクラ最後の反撃なんかー!

今日は降水ずっと0だったじゃんか!

しゃーないので店じまいです、帰りますか~。

 

そして今日も見返橋で見返ります。

無事下山しました、鈴鹿のお山、今日も1日ありがとさーーん!

 

国道に出てすぐのコンビニで。

雨粒を見ながら最後にテンクラ確認笑。

しれっと降水量0.1に改ざんしてました。

なかなかやるな、テンクラ・・・かえっていとおしさを感じるほどでしたわ。

 

愛知川沿い歩き、これはほんのわずかな区間でしたがなんか楽しかったのです。

まだ歩いてない北のほうの区間も行ってみたくなりました。

根の平峠以外からはちょっと稜線越えな導入部がしんどいですが・・・。

そして杉峠にもだんだん近づいてきました。

いろいろ鈴鹿は奥が深いみたいです、楽しいですよ。

 

 

そろそろ紅葉もひと段落でしょうか、

養老あたりならまだいけるかもしれません。

も一度いけるかな~。