巡見街道シリーズ今回は名鉄苅安賀駅からスタートです。
繊維の街一宮らしいですね。
木村蓬莱先生とは?
帰ってから調べると、江戸時代の儒学者で荻生徂徠の門下ということです、ふーん。
地味に裏に残る旧街道を拾いながらと一本裏に入ると・・・。
街道感ある景色があって幸先よくスタート。
このお堂は道路側に向いてません、なんで?
摩耗は激しくわかりずらいけど、頭がつるんではないのでお地蔵さまではありませんね。
どなた様かなぁ。
なんだかレトロ感のある現地名の板。
お、これは古いもののようです、名鉄東一宮駅は調べると昭和40年に廃線になった岩倉~一宮の名鉄一宮線の終着駅。
駅前の遊技場って?
これは保存級のものでは?
皇帝ダリアに見下ろされて・・・。
イチョウの黄葉を見ながら歩きますが・・・。
うーん、あっけらかんとした道が続いて見どころないなー。
道がやけに広いのは街道沿いの小川か用水が暗渠になってるのでしょう。
ついに?街道の町らしくなってきたのは、美濃路と交差する萩原宿に近づいてきたからです。
萩原下町交差点で美濃路と交差。
さすが五街道と並ぶメジャー街道美濃路の宿場町ですわー。
街道風情と昭和感が混じった立派な街道でちょっとうらやましく、美濃路に足を向けたくなります。
幕でお顔が見えないお堂・・・。
しかし・・・萩原宿を過ぎるとまたまた我が巡見街道はあっけらかんとした道に逆戻りで泣。
見どころもなくつまらん~。
新幹線と交差、開業以来だいぶたった東海道新幹線も随分いろんな耐震工事してるんだな~。
高架下がなんだか随分ゴテゴテしてます。
しかしまあなんもないなー。
だらけながら歩いてるとゴミ集積所の向こうに・・・。
今日初の石の柱状のものがなんかあるよ、なんだろ!
あー橋の親柱(橋の4隅の目立つ柱)かー。
でもなかなか立派な親柱です、さすが旧主要街道という貫禄はあります。
築込橋、昭和12年と読めます。
築込橋とはどこにあったかとあたりを見渡せばすぐ先のこの平凡な用水路にかかる平凡な道の橋が・・・。
この橋が平成4年竣工の現代の築込橋でした。
きっと昔は川ももっと広くて道も重要道路だったんだろな。
生出公民館前に。
なぜか賽銭箱。
???。
そうそう、三角点はお山ではおなじみで三角点ハンターさんも結構おられるのですが平野部にも三角点や水準点はあり、
これが明治から設置が始まったものなので、山以外では旧街道にはこれがなかなか多いのです。
巡見街道も例にもれずちょいちょいあります。
これは水準点。
立派な木に覆われた神明社。
もう少し人家に近かったら最近はなかなかここまで大きな木が残ってません。
無理やり見どころらしきものを探しますが・・・。
あーもうなんもないなー。
山を眺めたり。
西島あたりで、観音様。
こちらのお堂は。
お地蔵様かと思ったけど・・・。
うーん、珍しい片膝立てるスタイルです。
頭、服は見えなくて確認できずどなたか判断できません。
このあたりからお地蔵様のお堂はポツポツあるようになりました。
歩くのに使ってた地形図に街道に三角点記載があったので探すと・・・荒れ果てて無残な。
山の三角点好きの方が見たら悲しみそうだなぁ。
巡見の名を残す巡見北交差点。
そして、先日歩いたばかりの八神街道と交差。
地味だー、普通に住宅内の交差点にしか見えません。
なんもないからいつもはあまり気にしないマンホールを写したり。
でもなかなかいいデザイン、我が町もなかなかやります。
河俣下神社。
最近このタイプの緑シマシマ板のついてる信号無くなったなー。
その後も裏道を拾えど拾えど特に見どころらしきものもなく・・・。
街道は比較的名鉄線と並行しるので何処でも止められるけど物足りないから・・・
あと少しあと少しと歩き続けますが・・・。
終盤いちばん「おーっ!」となったのは見事な満開の四季桜でした。
そして・・・。
特に見どころも出てこない・・・。
力なく日光川を渡ったところで終了として渕高駅まで歩いて帰りました。
最近毎回見つけた道標もひとつもなかったし、街道らしい風景も史跡もほとんどなくここまでで一番地味な区間でした。
稲沢名物イチョウの黄葉もまだやや早くてピーク前でしたし(現在11/29は最盛期のようです、八神街道へどーぞ)
テンション下がりっぱなしな一日でしたが次は津島に入る予定だし少しは期待できる・・・かな。
さみしい今回のマップ。
ひたすら地味~。
次回は目指せ津島編になる予定です。