山の紅葉が楽しくて、しばらく間隔がありましたが上街道の続きです。
枇杷島駅から前回の終了地点の味美にあの謎のローカル線で向かいます。
って、次は10時05分、まさかの40分待ちなのでした、朝からついてないです。
テレ東ローカルバス乗り継ぎ旅かー!
暇なのでまわりに何かないかグーグルマップで探すと、日本最初の歩道橋の跡というのが近くにあったので行ってみます。
解説板によると平成22年に現在のものに架け替えられたそうです。
昭和34年の旧歩道橋は階段の基部のみ保存されてました。
解説板の昔の写真を見ると、そうだそうだ、ここはたまに車で通る道なのですが、昔は確かにこのコンクリートの歩道橋でした。
駅に戻ると、城北線の例の一両の列車が待ってました。
ここは名古屋駅のすぐ隣の駅ですよ笑。
席に座り見下ろす枇杷島駅のホーム、一番下がレンガです、さすが歴史ある東海道本線の駅。
15分程しばしの空中散歩を楽しんで味美駅へ。
やはりラビリンスな駅です。
今日は交通量の多い道路の歩道歩きが大半とわかっていて、あまりテンション上がらずの街道再開。
県道102号線は旧国道41号線、見どころも少なそうだし下調べもしっかりしてきてます。
いきなり調べがついてなかった地蔵堂がありました。
外のお地蔵さまの台の部分には昔の小牧の人かお店の名かな。
この銀行の近くに一里塚跡の碑があるはずですが・・・ない。
と思ったら道路の反対側でした。
味鋺原新田一里塚跡。
歴史ある民家もなかなか出てこなくて、交通量も多い歩道歩き、ややつらいなー。
レトロ看板をみたり。
洋裁、和裁、料理、編物、手芸、教養・・・林女子専門学校。
いつの時代のものか、花嫁修業の学校でしょうか?
駅からここまで何度も飛行機の音が響いてるのを聞いてます。この矢印のあたりが県営名古屋空港滑走路の先端のすぐ下です。
エアフロントオアシスという公園があって頭上を通る飛行機を眺めるのはとても面白いのですが今日はスルー。
この公園にややコンパクトな神社があったので今日も無事をお願いします。
馬頭さま。
うーん、今日はこんな道ばかりになりそう。
向こう側に渡るのも一苦労だし、見たい建物がこちらにあっても向かいからじゃないと写真も写せません。
両側の歩道を行ったり来たり、まさに脱兎のごとくの横断で泣。
こんなお家も稀に残ってはいるので、それが頼みの綱。
でも交通量多くて・・・車も写りこむし・・・まあいいか。
魚介豚骨って?
気になるけどまだ朝早いからちょっと無理だなー。
振り返ると右後ろから、いかにも街道的な角度で道が合わさってきました。
勝川からの道で、道標地蔵さまがこちらに。
上街道は湿地帯が多かったのでう回路として、また下街道からのトラバース道として使われた道のもようです。
左かち川道、は読めます。
右は読めませんが調べると「志ミ州」と書いてあるらしいです。
名古屋市内の清水のことだそうです。
お、この坂のあたりは初めて何気に街道的な景色に見えるなー。
これはなんだ?今上天皇では時代が変わったらわからんやろ~。
と心の中でクレーム付けつつ向かいのお宅はかなりのものです。
すぐ横にはなんやら史跡の解説板。
・・・芭蕉翁の句碑かー。
芭蕉さんここに来たんですね。
はす向かいのお宅も堂々としてます。
たばこ屋さんだったみたい。
見上げるとなんか白っぽい飛行機が飛んでます。
一瞬政府専用機かと思いましたが赤い波のようなラインが入ってません。
県営名古屋空港には自衛隊もいるので、朝から自衛隊の輸送機や戦闘機なんかも何度か見上げてますがこれは?
調べてみると、日本でここだけに配備の空自の空中給油機のようです、珍しいもの見ました。
やたらアメリカンなお店、アメリカの街道という感じか。
廃線跡のような場所は、名鉄線から自衛隊基地へのもう使われてない引き込み線。
ここもグーグルマップで見つけた場所、これ、史跡かな笑。
まあ史跡か。
線路も残ってます、廃線ファンの方どうぞ。
という感じで、何とか小牧市に入りました。
数少ない路傍のお堂。
念仏四千二百万通って何なのでしょう?
延々と自衛隊基地の横を通ります。
たまに県道から外れてホッとするも街道的なものはなんもない・・・。
そしてまたすぐに県道に復帰、泣。
紅葉もなかなか無いなー。
外山神社。
御神木的な木はみごとです、そしてなんか解説が・・・。
・・・読んでみると銅鐸が出土したということですが街道歩き的にはちょっと物足りません。
うわ懐かしいな、ガルウイングドアのトヨタのセラじゃないですか。
最終モデルでも24年前の車です。
小牧宿が近づいてきて県道を外れ、そろそろ風情のある街に入るんじゃないかと思っていましたが・・・
なんとも殺風景な景色でさらにテンションダウン。
塚原さんてどなたでしょうか・・・調べると大正時代の毛織物の地元実業家さんでした。
やっと少しだけいい雰囲気が。
昔は駄菓子屋さんかなんかだった感じの雰囲気の建物が懐かしい。
丸ポスト、塗装も剥がれかけで、これほどぼろいのは初めて見ました。
ようやくここは小牧の宿場町だといえるような景色が見えてきました。
昔ながらの本屋さん。
お花に囲まれた馬頭さま。
啓運寺というお寺の境内に小牧宿の木戸と高札場があったという石碑がありました。
ここからが小牧宿ということですね。
テンションは微妙ですが続きます。