どうやら、「知育」という言葉に、世間は弱いらしく、
知育絵本とか知育玩具とか、
わざわざ知育と表示されているものをよく目にします。
子どもに関わる仕事をしてきた経験からすると、
本もおもちゃも、本当に子どものために作られたものは、
わざわざ理るまでもなく、
どれもみな知性に働きかけます。
その意味では、ピコットだって、
お店の商品全部に<知育>と貼りたいくらいですよ~。
でもね、
人を育てるというのは、「頭の良い子」を育てる競争じゃない。
早く早くと子どもをせき立てるのなら、それは違う。
そう考えると、
<知育>を貼る意気込みは消失するんです。
ものを知ることは、生きていくのに大切なことだけど、
その「知」を、正しく使える人に育てる・・・
むしろそちらを大切にしたいですよね。
そんなことを考えつつ書いた、
当店ホームページの今月の特集は、
《 数える前の算数体験 の号 》 ・・・→
絵本が体験させてくれる<知る>楽しさを、
お伝えできたらと思うのですが、いかがでしょうか。
数え方を手早く教えるのではなく、
楽しみながら算数の根っこにふれ、土台を築くことについて、
知育に心揺らぐ方も、全然平気な方も、
考えていただけたら嬉しいです。
おおきいちいさい
元永定正/福音館/本体900.
※ 上記を合わせて3冊ご紹介しています。
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