声を張り上げなくても | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

定休日の今日は、名古屋市内外を文字通り駆け回って忙しかったけど、

よし!という一日でした。

 

しっかり予定を組んで出ても、いろんな事情で回りきれない日もあって、そんな日は充足感に浸れないのです。

今日は、予定ぴったりで動けました。

 

そして、各園訪問を終えたあと、わらべうたの勉強会へ。

保育士さんや父兄の方のための集まりだったのですが、

親しくしていただいている園で、「よかったらどうぞ!」と誘われていたのです。

 

50人くらいの保育士さんと、お子さんも数人一緒に来ていて、講師は、名古屋コダーイセンターの先生。

実際にわらべうたを遊びながら、年齢や発達への配慮についても話していただき、

最後はみんなで集団遊びもしました。

 

50人というと、なかなかの大人数です。

でも、先生は声を張り上げたりされることはなく、常に静かな穏やかな声で話されます。

 

そうなんですよね・・・。

 

わたしたち、絵本を読む機会をいただいたとき、

聞き手を惹きつけるために、つい声色を使ったり、声に強弱をつけたりしたくなる。

・・・じゃないですか?

 

そして、表情豊かに読む人は上手い、

と思ってしまうけど。

 

今日は、わらべうたを歌ったり先生の声に耳を傾けながら、

相手に言葉を届けるのに、必ずしもオーバーアクションは必要じゃないことを改めて感じました。

 

現代生活では、子どもたちは日頃、耳からも目からも強い刺激にさらされているし、

お話会などで不特定多数の子どもたちが厚k待ってきたとき時には難しい面もあるけれど、

小さな声や物音からでも大切なことを聞き分ける力を、子どもたちの中に育てなくっちゃ。

と、思ったことでした。

 

わらべうたの最後の遊びは、

音符 どんどんばしわたれ音符 での門くぐり遊びでした。

最近絵本も出た、わたしのお気に入りの歌でした。

二人組で門をくぐるのですが、大人のわたしたちでさえ、捕まりそうになるとドキドキして、楽しかったですよ!

 

 

 

・・・わらべうたえほん・・・

どんどんばし わたれ

小林衛己子 真島節子 

 こぐま社 本体¥900.

 

 

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