新型コロナの感染が始まったとき、
こんなに長引くことになるとは思いませんでした。
その頃に生まれた赤ちゃんたちも、もう6ヶ月。
外で出会う人たちがみんな口元を隠している、
そんな環境にやって来て、
社会性の育ちに問題はないだろうかと気に掛かっているので、
本屋のおばさんのマスクの顔に、
にっこり笑いかけてくれる赤ちゃんたちには、
ほっとするやら嬉しいやらです。
コロナに関しては、
自分は罹らないような気もするのですが、
(こういう人↑が危ないよ)
お店が感染源となったりしてはならぬ!と、
対策しつつも緊張と不安の日々です。
店内の換気や消毒は勿論ですが
店主自身、仕事で出ることはあっても、
個人的なお出掛けは一切無しが続いています。
おいしいケーキのお店に行ってない。
でも、2個100円のレモンケーキが、
十分に美味しく感じられる、この適応力
ウィンドウショッピングさえ出来ないので、
流行の色やデザインも分からない。
が、その知識がないゆえに、
10年・20年前の洋服も平気で着られる!
何と経済的
ただ、世の中は、
情報や流行で動いているところがありますから、
いくらインターネットの時代でも、
やっぱり街に出ないと、
世の中の動きに疎くなってしまいますよね~。
ところで、子どもの本は、
流行とは対極にいると思っています。
なのに、取材などで必ずと言っていいほど
聞かれるのが、この質問。
今、何が売れていますか?
子どもの本に、流行は関係ない
絵本を選ぶ上で大切なのは
それぞれの理解と興味に合っていること
というのがわたしのポリシーですが、
話題がないと書けないライターさんの立場も、
まあ、分らないでもありません。
それで、
え~ っと、売れているのは~
いないいないばあ とか ぐりとぐら とか、
などと、当たり障りなく答えてみます。
いえいえ、売れているのは本当なんです。
この2作品、
どの子も一度は手にする定番絵本ゆえに、
日本全国合わせたら、
売れ行き冊数としても、すごいです。
ただ、
いわゆる<流行っている>という事とは、
違うんですけどね。
ロングセラーは流行っているのではなく、
読者の子どもたちに、
選ばれ、支持されているのですから。
お子さんに本を好きになってもらうのに、
話題になってる 街で今流行っている
という理由で本を選ぶのはお奨めできません。
お子さんが今興味を持っていること、
つまり<好き>を手掛かりに、
ワクワクできるものを一緒に見付けましょうよ。
絵本が好になったら、小さい人たちも、
自分で絵本が選べるようになりますよ。
ただし、これ買って と言われた絵本が、
パパママの好きな本とは限りませんが・・・。
そしてその上、好きになった絵本は、
何度でも何度でも読まされますけど・・・。
あ、読まされるは間違い。
お気に入りのお話の世界へ一緒に行こうよと、
お招き頂ける、っていうことです。
名誉なことですね
地球に住んでるだと実感できる、
夕焼け空でした。
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