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　この冬１番の冷え込みの中、二月の初辰祭に参拝しました。

 

春日大社の末社である金龍神社で、月の初の辰の日に行われるお祭りということで初辰祭

 

となるわけですが今月はいつもよりだいぶ雰囲気が違う中での初辰祭でした。

 

新型肺炎ウイルスによる観光客の減少で、いつも中国人観光客で賑わっている

 

境内に人がほとんどいません。

 

 

 

大鳥居の前と、茶店がある参道の写真です。朝９時ごろには色々な国の外国人観光客が

 

いらっしゃるんですが、そのほとんどが中国人観光客です。

 

手と口を清める手水舎も誰もいないのです。

 

人通りの少ない境内を歩いていくと本殿の前の広場には「ちちんぷいぷい」の大吉アナウンサー

 

が中国人女性にインタビューなさってました。

 

肺炎ウイルスのことを聞いていました。さすがアナウンサー、いい声してました。

 

金龍神社の初辰祭が終わった後、いつもなら観光客がピークになる時間です。

 

だから境内は人だかりなはずが、今日ばかりは勝手が違って本当に誰もいない。

 

 

 

十四年ほど前、僕が初辰祭に行き始めた頃はいつもこれくらいの静かな境内でした。

 

いつでもご神気があふれていて、エナルギー充電できたんですが、５年ほど前から

 

外国人観光客が大勢来るようになりました。

 

ほとんどが中国の人たち。

 

中国人も神社が信仰の場ということを理解してはいらっしゃるでしょうが、もうちょっと

 

静かにしてもらいたい。と思っていたので、観光客で溢れかえる神社は落ち着かなかった。

 

だから久しぶりに静かな初辰祭でした。

 

初辰祭に参列なさった方も、「人が少なくて静かなのはありがたいね。」と本音をポロリ。

 

 

 

ところが、僕たちにはありがたかった観光客の減少も、鹿さんたちにとっては大問題！

 

大勢の観光客が食べさせてくれる鹿せんべいが無い！

 

鹿せんべいをくれる人にはお辞儀したり愛想振りまく鹿さんですが、外国人も日本人

 

観光客も少ないので、エサがわりのおせんべいを食べられなくてお腹すかせてる様子です。

 

先日行われた節分の万灯篭の障子紙をバリバリ食べてしまってました。

 

 

 

鹿は紙を食べても平気だとか。だけど、かなりの勢いで食べてたのでちょっと

 

かわいそうでした。でも、公園でちゃんと管理されてるので飢えることはないそうです。

 

 

最後は国宝殿で行われている特別展「最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展」です。

https://kasugakatana.com/index.html

 

はっきり言って、今日はこれがメインだったのです。駐車場に隣接する国宝殿１階に

 

展示してある太刀は写真OKなのです。

 

今日は目の保養にもなったし実に充実した初辰祭でした。

 

来月の初辰の日は３月２日（月）です。皆様のご参拝お待ちしてます！