発達障害の人とのコミュニケーションを深める−2 | 旭ヶ丘整体院とネコたち

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ニャイドル院長のふくと滅多に治療院に来ないので出会うと幸運になると言われるまめ先輩と黒猫だいのブログです。一部医療問題も取り扱います。

  大型台風10号ってバッカでかいのが沖縄に近づいてますね。

 

もう自然災害はまっぴらゴメン!大きな被害が起きないように祈るばかりです。

 

 

昨日に引き続き、発達障害の人とのコミュニケーションを深めるについて

 

思うことを書いてみます。

 

発達障害の人は物事を理解するシステムが一般的ではないようです。

 

一言で言えば臨機応変に対応できないんですね。

 

応用が利かないところがあるので、普通は作業の順番を最初は1から10まで

 

行い、慣れてくると1357910、もっと慣れてくると1510と一気に

 

手順を飛ばしていきます。これを一般的に段取りといますが、発達障害の人は

 

自分オリジナルのルーティンがあるのでいつまでたっても1から10まで

 

流してしまうので作業時間短縮や効率よく仕事するには向いていません。

 

 

また、変化を嫌うので覚えることが膨大でお客のリクエストが千変万化する

 

コンビニのレジは超苦手です。

 

また、その逆でコンビニのレジは完璧にこなせるのにデスクワークがまるでダメ。

 

と言う人もいます。

 

また、時間はかかるけれど一度覚えてしまったら神業的な仕事をこなす

 

三つ星マイスター的な人材もいます。

 

神業を持つ人材は社長が絶対に手放さないほどの厚遇を受けるのですが

 

それ以外の仕事はやらないほうが無難でしょうね。

 

 

会話や笑いのツボがズレていて周囲から浮いてしまったり、数学が苦手、文章が

 

支離滅裂、片付けが苦手でゴミだらけ、カバンや机は散らかってるけど

 

どこに何があるのか把握してるとか思いきや、常に何かを探してるので

 

段取りどころか時間の管理もめちゃくちゃで、いつも時間に追われてます。

 

段取りができないからいつも大慌てなので忘れ物が多く、物事を中途半端に

 

放置することもしばしばです。

 

 

時間の概念も少し違うので、ギリギリの納期や予定を入れたり、支払いや書類などの

 

提出もギリギリでいつも大慌て、それなのに他人の仕事を手伝ったりするので

 

周囲の人に迷惑をかけては謝っての繰り返し。

 

発達障害の人は人生経験や社会活動の中で自分が普通ではない。。。と

 

察知している人がほとんどです。

 

だけど自分ではどうにも出来ない・・・と悩んでいます。

 

自分のせいでみんなに迷惑かけてる。。。と思ってるのでイジメにあったり

 

冷たい態度をされても怒ることもなく逆に謝ってしまいます。

 

 

自分はどうしていつも何かを探してるんだろう?

 

どうして段取りができないんだろう?

 

そうは思うのですが、解決策が自分で見つけられないので、身近にいる人が

 

段取りリストや置き場所リスト、お金の管理表などを作成してあげて

 

根気よく訓練すればかなり改善できるんです。


ただそれは、その人が発達障害であるとわかって入ればの話。

 

高学歴な新入社員がどうにも使えない。。。とお嘆きの方は

 

もしかしてこの新人は発達障害なのかも・・・と思って観察してください。

 

上記に書いたようなことに当てはまることがあるかもしれませんよ。