2020年6月27日(土)

春のアオリイカを求めて、島根県浜田市へ釣行しました。
行きつけの護岸は満員御礼状態だったので、去年ヤエン釣りでアオリイカをゲットしたアノ漁港へ向かいました。
しかし、エサのアジを喰って直ぐに根に潜ってしまう奴のせいで、根ズレでラインをブチ切られます。
過去に何回かやられてるんですけど、いったい何の魚なんでしょうね。
ラインテンションを保持したまま、アタッた瞬間にアワセを入れないと獲れないでしょうね。
エギングの合間に置き竿にしてるんで、何回やっても同じ結果だと思いますが、何だか正体の知れない魚を狙ってみてもねぇ・・・上げたらサメだったとか・・・残念な事に成りそうで・・・。
キジハタ(アカミズ/アコウ)だったとしたら相当デカいはずだから、エギングやらずにそれに専念して狙う価値は十分に有るとは思いますが・・・ど~なんでしょう。
てな訳で、イカの気配が無いので移動したんですが、時間が経ったんで満員御礼状態の護岸へ行ってみました。
ちょうど輸送船が離岸して行くところで、釣り人も減ってたんで様子見のつもりでエギをキャストしてみました。
さっきまでデカイ船が騒がせてた海なんで、魚なんか居るわけ無いよね。
何のアタリも無く、移動する事にします。
ここからは山口県に帰りながら、心当たりのポイントをラン&ガンするわけですが、日差しも強く真夏の様な暑さでバテ気味なうえに、釣り人の多い事。
みんな自粛期間が明けたんでハジけてましたねぇ・・・・俺もか・・・。
結局どこのポイントもアカンで、エギングの心はポッキリと折れました。
手ぶらじゃ、アレなんで、シロギスの2~3匹でも持ち帰ろうと、ポッケに忍ばせたバイオワームを引っ張り出してキスの引き釣りをやります。
23cmを筆頭に10cmまでのキスが入れ喰いでしたが、鈎を飲んじゃってる奴13匹をお土産にしました。
釣果(1)670pix
こんな事なら、朝一からキス釣りしてた方が幸せに成れたかも・・・。
移動の途中で、気になる立派な建造物が有ったので、撮影してきました。
御便殿(1)
浜田市の解説用看板によると、この建物は東宮殿下(後の大正天皇)が山陰を行啓された際、旧浜田藩主だった松平家が濱田營造株式會社に依頼して、東宮殿下の御宿泊施設として1907年(明治40年)の春に完成させた近代和風建築物「御便殿」であると言う事が解った。
更に当時の事を調べてみると、東宮殿下は山陰への行啓で1907年(明治40年)5月31日、ここ御便殿に到着された。
この頃エギングしたら、アオリイカいっぱい釣れたろうなぁ・・・。
その後、拝謁、陪食が行なわれ、翌日6月1日から2日にかけて、歩兵第21連隊、浜田城本丸跡、学校施設などを視察された。
6月3日には御便殿を出発して、御召艦「鹿島」に御乗艦される。
6月4日朝、浜田を立たれて次の行啓の地、隠岐へ向かわれた。
着工から約100年後の2006年に浜田市が寄贈を受けて、元々建っていた場所から111m北西の今の場所に移設されたらしいが、お寺でも無い感じなのに、いかにも立派な建物で、道理で私が気になった訳だ。
2019年(令和元年)10月12日からは、浜田城資料館(入館無料・駐車場無料)として開館しているみたいですが、昨今の流行病の事情が有って、現時点で開館してるかは不明です。
釣りの動画も貼っときます。