ロシアがユジノ-サハリンスク空港をハブ化

サハリン
少し前から、気になっていたニュースだったが、日本語のニュースでは、ほとんど注目されていないようなので。
サハリンというのは、北海道の真上にある。
日本では、この地域を「樺太」と呼び、大日本帝国時代には、領土だったこともある…。
Russia wants to turn Sakhalin island in Far East into major air hub for Asia & Americas — RT Business News
An international airport on Russia’s Sakhalin Island, located north of Japan, may be turned into a major flight connection hub, allowing passengers to travel to Asia and the Americas.

“We’re currently discussing the creation of the hub with businesses and some air companies, to cluster passengers in our Yuzho-Sakhalinsk and offer flights to China, Japan, Americas, to distances of around 7,000-to-8,000 kilometers,” Sakhalin Region Governor Valery Limarenko revealed, in an interview with Russian broadcaster Rossiya 24.

The Yuzhno-Sakhalinsk Airport, also called Khomutovo and recently named after famous Russian writer Anton Chekhov, mainly serves flights to and from Russian cities, as well as some international routes. Flights to Asian countries like Vietnam and China usually require changing planes in the major Far Eastern city of Vladivostok, meaning that you have to fly to mainland Russia first.

The official did not elaborate on what companies could join the initiative. Several carriers operate flights from the island’s airport, including South Korea's second-largest airline Asiana and Russian air companies Aeroflot, S7 and Yakutia Airlines.

Earlier the head of the remote Russian region had said that the airport is currently building a new earthquake-resistant runway and renovating its old one. A new terminal is also being built and is set to be ready next year.
かいつまんで言うと、サハリン知事のヴァレリー・リマレンコが、ユジノ-サハリンスク空港をハブ空港化して、ロシア国内の観光客を、中国・日本・アメリカ方面へ運ぶという計画を、明らかにしたのだという。
これまでは、主に、国内の移動に使われてきた空港なのだという。
そして、ロシアからベトナムや中国に行くには、一度ウラジオストックで乗り換えねばならないのだという。
乗り入れ航空会社には、今のところ、韓国で二番目に大きいアジアーナ、ロシアのアエロフロート、S7、ヤクチアエアラインズなどが、予定されているという。
日本の航空会社の名前は、まだ、ないようだけど笑。
また、ユジノ-サハリンスク空港の滑走路の耐震化も進めているのだという。
来年には、新しいターミナルも建つのだという。

本来ならば、絶好のビジネスチャンス

…まあ、「場所が近い」ということから言うと、日本の企業にとっては、またとないビジネスチャンスと、言えるのでは…が、相手がロシアとなると、アメリカ様がいいと言わなければ、参戦することは、難しいであろう。
植民地の悲しさで、そこに「儲けのチャンス」が転がっていても、まずは、宗主国の許可がなければ、手出しができない、と。
だから、そういうことも「真の独立」をしなければならないということの、理由のひとつである。
「景気が悪い」と嘆く前に、商売すら自由にさせてもらえないという、植民地の悲しさを、知るべきなのである。
われわれには、主権がないのだということを、こういうことひとつとっても、思い知るべきなのである。
韓国ができていて、なぜ、ウチはできないのかって。
どうしてなんだろうね。

「植民地の民の静かな抵抗」

さらに、最も理解しあえて、頼りになる隣人である、中国や、朝鮮の人たちと、自由に交流ができない。
アメリカの顔を立てて、仲の悪いふりをしていなければならない。
そして私たちは、ハンバーガーやピザではなく、ラーメンや餃子のほうを好み、美味しくいただくことで、せめてもの「植民地の民の静かな抵抗」を、続けているのである。

私の悲願は、私の命によって消えたりはしない

独立がしたい。
主権が欲しい。
米軍に出て行ってもらいたい。
アメリカとの安保は、早く解消したい。
中国や朝鮮の人たちと、江戸時代のように、また、普通に仲良くしたい。
私の悲願は、私が生きているうちには、叶えられることは、ないだろうけれども、少なくとも、自分よりもかなり下の世代に、伝えることができた。
これこそが、私の役割だったんだな、と思う。
いつか、きっといつか。
私が死んで、ずっとあとに、願いが叶えられたときに、私が生きたことの意味が、ゼロではなかったのだということに、なるであろう。
諦めない。