娘にいじめについて聞いてみた

3年前、ちょうどカウンセリングに写真を使いだしていたころのブログ記事。

あのころ娘は高校1年生、しっかりしたこと言ってたんだなあ。

以下、3年前の記事のリライトです。

17日の朝、いつものようにパソコンを立ち上げた。

目に飛び込んできたのはこんなニュースだった。

茨城県取手市で２０１５年１１月、中学3年生の女子生徒がいじめを苦に自殺した。

学校側は受験を控えた同級生への配慮を理由に自殺の事実を伏せた。

遺族の意向でもあったとの説明であったが事実を隠ぺいしようとしていた疑いが今になって出てきたとのことだった。

受験を控えた他の生徒に配慮するという理由から不慮の事故と説明させてほしいと教育的配慮を理由に事実を伏せた。

この記事を読んだとき、あ～またか・・・そう思った。

そして事実が明らかになれば、また恒例の謝罪会見が行われるわけだ。

その晩、娘といじめについて話し合ってみた。

私　「ちょっと真面目な話しようか。」

娘　「えっなに？いいよ。」

私　「大切な友達がいじめにあっていて、それを知ったらどうする？」

娘　「それって真面目に答えていい？」

私　「もちろん！いじめている奴に何か言う？」

娘　「ん～それはできんかもしれん」

　　「だってこっちが今度は標的になるじゃん」

私　「じゃあさ、見て見ぬふりをするの？」

　　「パパはその立場だったら友達をまずかばうと思う」

娘　「そんなこと言ってないじゃん！クラスにいじめを反撃する奴がいるかってのもあるし、正面から戦わなくても友達は守れると思う」

　　「今はＬＩＮＥとかでいじめている奴に見つからないように励ます事だってできるんだよ？」

私の娘は2人とも慎重派の思考型だったんだよね～

大人げなく？ついつい正面から向かっていってしてしまうクセがある。（これでもかわすことも覚えたつもり。汗）

そうなんだよね、ほかにも方法ってあるよね。

よかれと思って抵抗したことで、今度は自分が標的になったら大切な友達を守ることができなくなるもんね。

それにしてもいじめはなくならない。

こういう記事をブログに書くのだけれど、公開しようかやめようか、いつも迷う。

じゃあお前はなにかしてるの？

ただ文句言っているだけじゃねーの？

でもね、それを言い出したら一部の人以外何も発信してはいけないことになってしまう。

もちろん、事実を膨らませたり、曲げたりすることはいけないけれど、今目の前にある情報で判断できることに対しての考えは発信してもいいと思った。

自分の身は自分にしか守れない。

そんなことを体験するきっかけが作れたらいいなあ。

こんな記事も見つけた。

10代のネットいじめを止めるため、少女はアプリをつくった【記事は削除されてます)

大人が一番よわっちくて情けないのかもしれない。

いじめにあったりして心が苦しかったら、空を見上げてみるといい。

小さな自分に気がつける簡単な方法だから。

今はコロナウイルスの話題ばかりだけど、やっぱり感染者やその家族への誹謗中傷やいじめはある。

いくら普段、絆だとか思いやりとか言っていても、人間はいざとなったら弱いものだなって思う。

なんかそんなことを思い出した3年前の記事でした。

10月17日・18日福岡 海の中道海浜公園で撮影会開催します。