例えば、
あなたという人間と母親であるあなた、
ここに乖離があるとしたら、
一体あなたは誰なの？
例えば、あなたという人間と夫であるあなた、
それに、会社員としてのあなたと夜遊びに繰り出すあなた、
いくつもの顔を持つことが世の常で、
誰もが氣にも留めなくなっている。
擬態する生き物がいる。
私達が当然の様に沢山の顔を持つのは、
この擬態に似ている。
擬態しないと、“あなた”を守れない世界なんだ。
何かのフリをして、身を守る。
その“フリ”をする為のモデルになっているのは、
常識という名前の支配が作り出した幻想なんだ。
全ての人が朝起きて、
何かのフリをすることなく１日中、自分の顔をしていられたら、
世界の分断は終わる。
自然と地続きに生活も遊びもあった頃に戻る時が来ている。
まず、あなたから自然に戻ろう。
そこからしか始まりは来ない。
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