選挙カーがけたたましく候補者の名前を連呼して過ぎる日々。
これを聞くと思い出してしまう。
私の生まれた家は、
母の父が区議会議員で、
私の生まれた頃には他界していた。
しかしその意思を継ぎ、
叔母が区議会議員をやっていたので、
私の母が、選挙の度に選挙カーでお決まりの文句を言っていた。
小さい頃は良く分からずに、
母が一生懸命だから、
叔母だから、
応援しよう。
なんかお祭りみたいなものだろう、と思っていた。
少し大きくなるにつれて、
私とは色々考えが異なるのだと分かって来た。
今も考えは違うし、
それを変えてくれとも特に思っていない。
彼女たちは彼女たちで
真剣に考えて感じて選んでいる事だから。
違っても、
良好な関係で過ごす事は出来る。
これがベストだと思う事は違っても。
皆それぞれが選ぶ事を大切にしたらいい。
そう、選ぶ事から始めようよ。