なかなか梅雨が明けずグズついた日が続いてますが、
きょうはチョッピリ晴れ間がのぞきました゜+.(o´∀`o)゜+.゜
私は昨日から早い夏休みに突入です。
通常なら休みヒャッハーーーっ となるところですが、
あいにくの天気で残念無念。
例年は八月なんですが今年はオリンピック・シフトになっていて、
肝心のイベントが延期になったにもかかわらずスケジュールはそのままという…
来年どーすんだかな???
こんかいのコロナで痛感しました。
稽古は、来れる時にはドンドンこないとダメなんですね。
いつ何があるかわからない。感染者が増えてきてますから、またもや体育館閉鎖なんてことにもなりかねない。
ならば今、使える間にどんどん稽古に来たほうがいいだろうなあと感じます。
同じように感じてか否か、いや審査が近いからか?
稽古再開いらい満員御礼が続いておりますJFE剣道場です。
基本稽古から全剣連居合と、今回はひさびさの中伝そろい抜き。
覚えてはいましたが、やはり足腰がヨロヨロしてしまいました。
桜井先生からは、腰をあげるときに前のめりに「よっこいしょ」となってますよ、とご指摘が・・・
▲審査を控えたEさん、こちらの稽古にも参加
▲事務局長は新人のMさんを指導
私は今日は九本目「添え手突」で四苦八苦
「右足をやや外側に向けてわずかに引いて」の部分
すぐ横にいる敵との位置関係を頭におかないと、突っ込みすぎたり引きすぎたり
九本目って、立ち技の割に可動域は狭いのですが、その分難しい技だなと感じます。
ふと後ろを見ると・・・
こちらのお二人も九本目
「足を外側に向けて~」とやってました。
思わず「君も九本目、われも九本目」って、つぶやいて与謝野晶子か(笑)
最後にみなで「前」を三回抜いて稽古終了です。
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【余 録】 「黒書院の六兵衛」
さいきん観ました、ドラマ「黒書院の六兵衛」全6回
なかなかおもしろかったです。
幕末の江戸城不戦開城を舞台に、吉川晃司が御書院番士・的矢六兵衛を好演
江戸城明け渡しを目前に、六兵衛が城内に居座りテコでも動こうとしない。そして喋らない。
まったくの無言を貫きます。
一方、お城を円滑に明け渡す役目を負った下級藩士・加倉井隼人(上地雄輔)ら官軍側は、なんとか六兵衛を排除しようとする。
なぜこのドラマを推してるかというと、六兵衛役の吉川晃司の所作が美しいのです。
撮影にあたって小笠原流礼法を徹底的に学んだとのことですが、ただ座ってるだけでも美しい、立っても美しい、膝送りに下がるところは滑らかすぎてもはやムーンウォーク???←ようするに重力を感じない
▲部屋が暗くて分かりにくいですが、食事の仕方も美しい
▲内心「出てってくれないかな~」と思いつつ、所作の美しさに見ほれちゃう官軍側の男5人(笑)
観てて思ったのは、体幹がしっかりしていること、
また立ったり座ったりが滑らかなのは、丹田にしっかり力が入っているから
こういうのを居合で活かさないとダメだよなーなんて思いつつ観てました。
加倉井隼人は「出て行ってくれ」と六兵衛を説得するも、ことごとく失敗。
そうこうする内に、実は居座ってる六兵衛は偽物であることが発覚します。
では本物はどこに?
この人だれ?
なんでひとことも話さないの??
周囲の(視聴者の)疑問をよそに、無言のまま座り続ける六兵衛。
そんな彼の姿に次第に周りが感化されていきます。
久しぶりに家に帰った加倉井が、なんとなく食事の作法を気にかけたり、追い出さなきゃいけないのについ庇ってしまったり。
終わっていく武士の時代に、最後に「士」を貫こうとする的矢六兵衛という人間の生き方が、
加倉井たちの心を震わせていくさまがとても良かったです。
ドラマとしても面白く、吉川晃司の作法の美しさも目の保養
一度に二度三度おいしいドラマでした。
あまり語りすぎるとネタばれするので、控えめにしておきます。
機会があれば、ぜひご覧ください。
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次回の稽古は来週、26日となります。
はやく梅雨明けてほしいなー
では本日はお疲れさまでしたー( ゚∀゚)ノ