老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1205;「見ている(世話している、介護している)」つもりが、「見られている」ことに・・・・

2019-07-16 20:09:25 | 老いびとの聲
「見ている(世話している、介護している)」つもりが、「見られている」ことに・・・・ 

「つぶやき」から「老人のつぶやき」に変更した
自分のつぶやきだけでなく、在宅老人のつぶやきまで枠を拡げてみた


今日から在宅訪問開始

「夫婦は、血の繋がりはなく、元々は他人の関係」
「夫婦を繋ぐものは、絆?」
「親子は、血の繋がりはある」


「介護員は老人を見ているつもりでいるが、老人から見られていることに気づいていない」
老人は介護員それぞれの性格や癖を、経営者よりも把握している。

老人は嫌いなタイプの介護員であっても、「あんたいい人だね」と持ち上げる
老人は苦労して生きてきただけに、人生の裏表を知り尽くしている
肝心なことは沈黙。

認知症老人も介護員それぞれについて、自分にとり誰が敵(非理解者)であり、味方(理解者)であるかを知っている。
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2 コメント

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おはようございます (にゃんズの母)
2019-07-17 11:14:03
読ませて頂いて、「な~る」と思いました。

母美代さんも、デイケアではお気に入りのスタッフさんと、そうではないスタッフさんがいます。
始めの頃はお気に入りだったスタッフさんですが、一度嫌なことを言われたらしく、それ以来事あるごとにそのスタッフさんの事を悪く言います。
でも、迎えに来てくれた際はニコニコ顔で出かける、外面良子さんでもあります。

そうなんですよ (星光輝)
2019-07-17 12:16:20
にゃんズの母 様

そうなんですよ。
老人に限らず 内面、外面の使い分けは
人間が持つ「人づきあい」の方便なのかもしれない。

ときどき思うことがあります
幼稚園や保育園ならば
仲良しの友達を見つけ
何人友だちできたかな、と
ワクワク感がある。

老人のデイサービス(デイケアも含む)
老人ひとりひとり
生活歴や職業歴、家族、価値観なども含め
違う

80年90年も生きてきて
今日からデイサービス
みなさん仲良くしましょう、と

素直に話のなかに入れるものではない
特に男性老人は溶け込み難い

でも女性に気遣いをしたり、やさしい男性は
婆さんたちが寄ってくる

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