鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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モエレのオジロワシ 3/26-① 一二郎 三四郎 そして 五六蔵(ごろぞう)

2020年03月27日 | オジロワシ
2020/3/26 木曜日 晴れ

このところ写真の枚数がかさみ 整理に追われる日々が続きますが
本来ならば 順番に時系列に記事を書くのが正解なのでしょうが
記憶の方が曖昧に・・・
なので いったんここで 記憶の新しい所を載せることにしました。
しかし シーズンの終盤ともなれば 登場するオジロワシも 見たことのない鳥も多く
分析には時間が掛かります・・・。
そう言った意味においても 原点回帰 ということになります。


さて 漁場の方は かなり雪解けが進んでいて
下の橋の南側は すっかり雪が溶けてしまい 去年のようなオジロワシの集中は見ることもなく
やはり いつもの A~B 水門までの間 あるいは A-水門から 下の橋の間の区間が
オジロワシの集中するところとなります。
中の橋の東側は まだ十分には開いておらず オジロワシの姿は見られませんが
この日の朝と 午後の時間帯では 氷の溶け方がまるで違っていて
翌日には さらに様変わりしてしまいそうな雪解けの速さとなっています

この分では あと2日もすれば ほとんどの氷が溶けてしまいそうな勢いです・・・
ということは その辺りで 今シーズンも終焉を迎えてしまうのかもしれません。


そんなモエレの状態になりますが
この日まず最初に見たオジロワシは
中の橋の上から 見ることになりました

B-水門の少し向こう側になりますが すぐそこまで雪解けが進んできています
ヒドリガモが 一列になって岸辺で休んでいるのですが
そのこちら側にじっとしているオジロワシの姿が見えます
左の方には C-中州があります。


問題はこのオジロワシなのですが

成鳥であり 一二郎に見えるのですが・・・






どこか少しだけ違って見えます・・・
顔の右半分を見ても ちょっと目つきがおかしい気もしますが
幻次とは少し違って見えます
胸が随分と白く見えますね。


公園側から 中洲の向こう側を見ると

ヒドリガモが密集して休んでいます



三四郎にも 一二郎にも見えてしまうので困ります・・・


そこへ 別のオジロワシが飛んできました!

下の方が飛んできたオジロワシで 飛んでそれをかわしたところになります
しかしよく見ると どちらの尾羽の●●も 逆への字に見えます
ということは 一二郎でも 半二郎でもないと言う事になりますね


飛んできたオジロワシは






右側になりますが
どうも 三四郎に見えますね
胴体のマダラも強く出ている方が三四郎かと思います
奥の鳥は 一二郎と同じようなマダラのコントラストかと思います。
頭の色も一二郎のように白くて 困りますね


しかし その解答はすぐに現れます
この2羽のオジロワシの間に割って入ってきたオジロワシがいました

降りてくるなり

啼いていますが


横を向いたその顔は




まさしく一二郎ではありませんか!
そうすると 左側の成鳥は 一二郎ではないと言う事になります
思い起こせば去年もこの時期に 見たような記憶がありました
その時は 一二郎だと思っていたのですが 髪の毛の長さが違って見えます
おそらくその時のオジロワシだと思います。



こちらは

左一二郎に 右三四郎になります
頭の白さが全然違いますね。


三羽並んで

じっとしていますが
この後 目を離したスキに 真ん中の一二郎が飛んで行ってしまいます

こちらは動きがないので 一二郎を追って C-ポイントへ行くと
右の灌木の前に 一二郎は降りていました

それが




こちらになりますが やはり一二郎に見えます


するとこのオジロワシが飛び上ります
左の方へ飛んで行くのですが







この写真がよき疑問の解答になりますが
右翼指 5枚目の先 6枚目の先と根本に傷が見えます
左の方は 7枚目の先に小さな傷が見えます
やはり一二郎で間違いはない様です。


このまま




一二郎は 左の灌木の陰に隠れて見えなくなってしまいます・・・。



ヨシガモと



オナガガモがここからは見えます。


先ほどのところへ戻って行くと

三四郎と


一二郎によく似た

オジロワシがいますが


今度は このオジロワシが飛びます。
この時の このオジロワシの特徴をよく見てみます







右翼指 3枚目の先に目立つ傷が見えます
このことは 幻次ではないということを示しています


 


ヒドリガモが驚いて逃げて行きますが
左翼指 6枚目の先に傷が見えます


そしてホバリングをしたのちに
C-中州の向こう側の氷の上に









フワリと降りて来ました。





とまあ 翼の特徴を調べてみたものですが
成鳥の判別はとても難しいところがあります
それは 特徴に差が見えないからに他成りません
しかし 詳しく見て行くと 少しだけ差があることが分かります

そこでこの成鳥は
三四郎でもなく 半二郎でもない 幻次でもなく 憲二でもない
歌右衛門 というのもいましたが それでもなし・・・。
そこで 例によって名前を付けることにしました
今回は 顔つきと ゴロを考えて
五六蔵(ごろぞう) という名前にします 五郎蔵 の復活(少し変えたけど・・・)
というころになりました。

一二郎 ➔ 三四郎 ➔ 五六蔵  ということになりますね。



さてじっと海をながめていたのち 何かを掘り起こしていた五六蔵ですが
その後ろから飛んできたオジロワシがいました




さっき 沼の西側へと飛んで行った 一二郎でした!


五六蔵へと 突進します


あわてて 五六蔵は 

とんで









フワリとかわします





五六蔵もまた







お返しとなります
いつものご挨拶となりました

しかし一二郎は この後すぐに また飛んで行ってしまいます


五六蔵の所に カラスたちがやって来るのですが
なにやら 氷の中から

大きな魚を引っ張り出していますね


どうやら大きなコイのようで 五六蔵はこれを




カラスから奪います


そして



足で掴んで持ち上げてから おもむろに






食べ始めます
しかしあまりお腹は空いていないように見えます


それでも

くちばしで挟んで






食べていますね。


しかしまた 左の陰から



一二郎が現れ
魚を食べている 五六蔵を どつきます!



もんどりうって倒れこむ 五六蔵ですが
すぐにまた






起き上がります


カラスが沢山

寄ってきますが

ここで一二郎は この魚を

食べ始めました。
ここで その① はお終いとなります

それでは また
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