先日、新潟県の佐渡に行った際立ち寄った、トキの森公園
佐渡の中央部に広がる国仲平野の新穂地区に位置し、
「トキ資料展示館」、「トキふれあいプラザ」がある、
県の鳥「トキ」(学名 ニッポニア・ニッポン)
トキを間近に観ることができる人気スポット。
 
 
 
 
 
いつもなら、その辺の田んぼで結構見かけることが
出来るのですが、
今回は繁殖期だったのであまり見かけることが出来ず、
確実にトキが見られる、こちらに来ました。
 
 
 
 
 
こちらは、何とか見られた自然のトキ。
足環があるので、放鳥したトキですね。
 
 
 
 
 
公園内には、トキに関する施設が点在。
トキふれあいプラザでは、
トキが飛翔可能な大型ケージを整備し、
その中により 自然に近い環境を再現して、
トキが飼育されています。
「トキ資料展示館」には、保護増殖、野生復帰などの
資料が多数展示されています。
 
 
 
 
 
こちらは、園内の看板。
こういう風に、木に群れでとまっているいるトキを
一度見てみたいのですが、なかなか難しいです。
 
 
 
 
 
広さ 550m² 高さ  13mのトキふれあいプラザは
一番近くで見られる、大きなゲージですが、
現在は、2羽のみいました。
 
 
 
 
 
繁殖期なので、羽が黒くなっています。
トキは、繁殖期が終わる夏から秋にかけて羽が生え換わり、
黒灰色から白色(とき色)になるのです。
 
 
こちらの係員の方に教えてもらったのですが、
普段、群れで生活しているトキ。
繁殖期は、単独で行動しているので、
田んぼなどでは、見つかりにくいとのこと。
 
 
 
 
 
繁殖期なので、貴重にも、交尾しているトキが見られました。
上手く、繁殖できているといいですが。
 

 
 

 

トキ資料展示館が新しくなったようで、
色々展示されていました。
 
 
こちらは、本物のトキの大きさと重さを再現した模型で、
実際にどれくらいあるのか、体験できます。
抱いてみると、案外ずっしりしました。
 
 
 
 
 
こちらも展示してあった、「トキ」のゆるキャラ「サドッキー」
おなかのマークに、佐渡を象徴する豊かな自然をあしらい、
トキと人が共生する未来の佐渡をイメージした
キャラクターなんだそう。
フェリーターミナルにもいるので、佐渡に来た方なら、
一度は目にしているはず。
 
 
 
 
 
トキの森公園の入り口には、こんなかわいいポストが足あと
 
 
帰りに、外を見上げると、
自然のトキが飛んでいるのが見られました。
こちらで飼育されて、放されたトキは、
この近くをよく飛んでいるそう。
上を見上げないと気付かなかったので、
見上げてみてよかったです足あと
 
 
 
 
こちらは、トキの森公園から車で7分の所にある、
トキ交流会館の近くにある「トキのみかた停留所」。
バス停を模したこの看板には、
トキがねぐらから出る時間とねぐらに入る時間の目安が
「トキ観察時刻表」として記載されています。


野生のトキを見る際は、「車から降りないで観察する」
というルールがありますが、トキに影響が少なく、
車から降りてトキを観察できる場所として設定されたのが
「トキのみかた停留所」です。
 
 
夕方、ねぐらに帰ってくる時間に合わせてくると、
ねぐらのある林の上をトキが飛び、
鳴き声があたりに響いています。
ちなみに、トキの鳴き声は、カラスのだみ声のようで、
結構うるさいです。
 
 
100%見られるかどうかはわかりませんが、
見られる確率の高い場所です。
野生のトキが見たいと思う方は、
こちらに来てみてもよいと思います。
 
 

住所    新潟県佐渡市新穂長畝383-2
電話番号    0259-22-4123
開館時間    午前8時30分~午後5時(入館締切 午後4時30分)
休館日    毎週月曜日(3月~11月までは無休)、年末年始
協力費
    大人(高校生以上):1人400円
    小人(小中学生):1人100円(平成25年4月1日改正)