■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■
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最初に、この度の鹿児島市／平川動物公園の「ホワイトタイガー」に関する飼育員死亡事故につきまして、謹んでお悔やみ申し上げます。
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ところで、この「ホワイトタイガー」は「アルビノ」とは異なる「白変種（はくへんしゅ）」だということを、今回初めて知りました。
■白変種■
色素の減少によって、体毛・羽毛・皮膚等が白くなった動物の個体のことです。インドの「ホワイトタイガー」や、南アフリカの「ホワイトライオン」が有名です。
【ホワイトタイガー】
【ホワイトライオン】
突然変異でもなければ、遺伝情報の欠損でもありません。むしろ今では、正常な個体群の一部として考えられています。アルビノの目が赤く透けるのに対し、白変種の目は黒いです。
他の事例としては「オオカミ・キツネ・タヌキ・ホッキョクグマ以外のクマ・水牛・カバ・ワニ・ヘビ（目は黒）・トカゲ・クジャク・ワシ・フクロウ・カモメ」等が挙げられます。
■アルビノ■
メラニンの生合成に関わる遺伝情報の欠損により、先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体のことです。「白子（しらこ）」あるいは「白化（はっか）現象」ともいいますが、昨今では「白子」という言葉は差別に抵触してしまう恐れがあるそうです。
劣性遺伝や突然変異によって発現しますが、体毛や皮膚が白いのはもとより、毛細血管の透過のため、目は赤いです。
動物全般に広く見られますが、代表的なものとして「シロウサギ・シロヘビ」が有名です。
【シロウサギ＝アナウサギのアルビノ】
【シロヘビ＝アオダイショウのアルビノ】
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