■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■
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幼少の頃を思い出すような夢を見ました。みなさんも早い時期から、
「虹は太陽の光が反射してできている」
ことを知ったと思いますが、次いで虹の構成色(の代表)が、
「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫(せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し)」
(※実際には『紫』は存在せず、『青紫』)
と知った時、私はこの色達の絵の具を混ぜ合わせて「太陽の色」を作ろうとしたんですね。
どうなったと思いますか?
結果は暗く茶色っぽくなっただけで、「太陽の色」などにはなりませんでした。
なぜだと思いますか?
混ぜ合わせたのが「光ではなく絵の具」だったからです。光は多色を混ぜるほど明るくなっていく「加法混色」である一方、絵の具は多色を混ぜるほど暗くなっていく「減法混色」だからです。
私はこのことを32歳の時に知って、愕然としました。私達は生まれてからずっと「減法混色」にしか慣れ親しんでこなかったし、きっかけが無ければ「加法混色」の経験もしないまま、一生を終えてしまうでしょう。私がいつも大袈裟な表現で申し上げているのは、
「加法混色と減法混色は、天国と地獄くらい違う」
ですが、果たして世の中でこれを理解してくれている人々はどれくらいおられるのでしょうか? 勤務先でもこのことがなかなか通じなくて、それはそれは苦労しています。
これまで「減法混色」に慣れ親しんできた私達にとって、例えば「加法混色」の、
「赤+緑=黄」
なんていうのは、生理的に受け付けにくいのでしょうね(苦笑)。
こちらは、宇都宮市内のアーケード街で見付けた、興味深い「加法混色」のオブジェです。
「赤+緑=黄」
「緑+青=シアン」
「青+赤=マゼンタ」
「赤+緑+青=白」
を、それぞれ一瞬だけ示してくれるのです♪
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さて、現在の順位はいかに!?