テルコ(左)「いい歌作る人なのに、残念だわぁ~」
ノンコ(右)「2度目じゃ執行猶予はつかないわよねぇ」
ノンコ(右)「もったいないわねえ、素晴らしい作品作るのにね」
テルコ(左)「さっきAmazon検索したらCD全部まっとうなのはなくて買い占め屋が素っ頓狂な値段つけて売ってたわ」
ノンコ「音楽の教科書にもバッチリ載ってるから、歌わせるかどうか音楽の先生もちょっと考えちゃったみたいなんだけど、校長は曲に罪はないから気にしなくていいなんて呑気なこと言ってるのよ」
テルコ(左)「校長がいいって言ってるならノンコが気にすることじゃないでしょ」
ノンコ(右)「でもそれじゃ生徒への示しもつかないし……」
テルコ「そんなカチカチの堅物じゃ、生徒しんどいわよ。あんたは数学教師なんだから数学だけ気にしてりゃいいの。よけいなことまで考えなくていいのよ」
百鬼丸「(あ、あすかちゃんの足音が大きくなってきました。帰ってきたんですね、がうがう)」
ノンコ「でね、卒業式の歌なんだけど、まだ時間はあると思うから」
あすかっちの声「ただいまー!あ、百鬼丸!散歩行こう」
1時間後。
あすか(右)「ただいま~!百鬼丸の散歩してきたよ」
ノンコ(中央)「まあ、今日は私が行くつもりだったのに」
テルコ(左)「あんた話長いのよ」
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えーと、……すごく残念であります。
主は天にいまし、全て世は事もなしとはいきませんね。
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