発達検査の1回目「言語評価」を受けてきました

自分の言葉で説明が苦手 日々のこと

先日、子供と一緒に医療センターで発達検査の1回目「言語評価」を受けてきました。

うちの子の場合は「言語評価」と「心理検査」を受けてみようか!と先生に言われています。

田中ビネーのやつねと言われていますが、人によって違ったりするかもしれませんので、内容についてはあまり参考にならないかもしれません。

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「言語評価」の検査前の子供の様子

これまで医療センターには数回来た事があるので、今回も子供には前もって心の準備をしておいてもらいました。

おかあさん
おかあさん

お人形のある病院に行くよ(前回お人形遊びをした)。

でも今回はなぞなぞとかクイズを先生が出すから、それに答えてね。

おかあさん
おかあさん

間違ってもいいんだよ。小学生のお姉ちゃんのとく問題も出るから

あなたがどのくらいまで答えられるかを知るためのクイズだよ。

こども
こども

なぞなぞ、楽しみだな~!

うちの子の場合、答えがわらなかったり間違った答えをしてしまったらどうしよう・・・と心配になるタイプです。

間違ったと思った時点で悲しくなって後の質問で影響が出かねないので、間違えてもわからなくてもいいのよと言っておきました。

「言語評価」の検査の様子

この日は先生に体調チェック(心音チェックなど)をしてもらってから、言語聴覚士の先生と3人で個室で検査を受けました。

受けたテスト自体は2種類。約1時間程度です。「言語理解」と「言語表出」にわかれていました。

言語理解のテストでは、イラストを見ながら先生が「〇〇はどれ?」というような質問に、子供が指差しで答えるもの。

優しい問題から始まり、どのくらいの年齢のレベルで間違い始めて、全部間違うくらいまで続けられます。

言語表出のテストでは、「名前は?」とか「年齢は?」というような質問から始まって、「ももたろうのお話はどんな内容かを教えて」とか、先生が読み上げた文章から内容を拾って答えるものまでありました。

長時間で子供は緊張しやすいためちょっと疲れた様子でしたが、テストが終わるまできちんと座って小声だけどしっかり答えていました。

結果は「凹凸が少し激しい」でした

子供の検査の結果は、言語理解が5歳6ヶ月で年齢相応言語表出が4歳台で差が少し激しいようですと言われてしまいました。

言語表出の部分は確かによくできたなぞなぞの部分は6歳くらいまでできているのに、説明する能力の部分は3歳前半程度。

自分の気持ちや行動を言葉で表現するアウトプットの部分が際立って弱く、この部分が今後問題として現れやすいそうです。

他に指摘されたのはこんな感じでした。

  • 緊張しやすい
  • 不安が強い
  • 質問の意図を理解しにくい
  • 自分の経験を言葉にするのが苦手
  • サ行の発音が苦

すごいですね。しっかり問題点が出てますね。コミュニケーションの苦手は年齢が上がっていくにつれて表面化しやすい部分です。

今は問題と思われていないけれど、やっぱり周囲のお友達が大きくなって難しい表現をするようになると、ついていけなくて悩むかもしれません。

うまく答えられなかった問題はふんわりした質問

テストの中でうまく答えられなかった質問は

  • 「おうちには誰と住んでいるの?」
  • 「お風呂ではなにをする?」
  • 「朝はなにをしたの?」
  • 「ももたろうのお話ってどんな話?」

というものでした。

誰と住んでいるかの問題ではまず猫の話をし、その後先生に促されて自分と両親の事を伝えていました。5人家族です!と言えてたのはいいけど、猫の自慢が多かったな・・・。

お風呂の問題では、いつもお風呂で遊んでいる話しかしてませんでした。この質問では体を洗うとか、頭を洗うとか、そういう答えを期待しているはずです。でも、遊びの部分しか言えてないし、遊びの内容は「泡でお料理を作る!」なので、もうダメダメでした。

朝したことの質問では、意味がわからず「わかんない」と言っていました。「わからない」と伝えることは間違いじゃなくオッケーだと最初に言われたので、ん?と思う質問はどんどん「わかんない」と言ってました。これも結果が低く出た原因。

ももたろうのお話を説明する部分ではすごい端折ってた。

こども
こども

おにをたいじする

そのあと、どうしたの?

こども
こども

いえにかえった・・・

・・・もっとなんかあるでしょう。鬼退治の前にいろいろあるでしょう。登場人物もいろいろ出てくるでしょう・・・。

次の「心理検査」は1ヶ月後

あー・・・と思っても、親は反応してはいけないので、じっと我慢でした。

子供は間違うのがこわいので、とりあえず訳がわからない問題は「わからない」で通そうとします。ちゃんと知っていることでも、ふんわりした質問に慣れていないので、その意図に気付かず答えられない事が多かったです。

だいたいこういう問題が出ることは知っていたけれど、やはり内容を子供に教えるとちゃんとした検査結果が出ません。

親は「あぁぁぁ・・・」と思いながら見守るだけです。だって、今後小学校などで指示内容が解らない等で困るのは子供ですから。検査結果だけ良くてもダメなんだよなぁ。

とりあえず今回の検査結果を受けて、説明する力をつけるトレーニングをしなきゃいけないなと感じました。説明力って私にもまったくないので、一緒にトレーニングしたい。

ももたろうのお話が「おにたいじした→いえにかえった」になったので、とりあえず読書ノートとかつけて、起承転結を意識させたらどうだろうか。

まだ5歳には難しいかなぁ・・・。ちょっと効果の出そうな方法を調べてみたいと思います。

 

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