2020年2月1日土曜日

またアメリカへ!!今回はポニー!

今日のニュースは、

2週間ほど前見つけたポニーが、私のパートナー的存在の知人のアメリカ人顧客へ売却されました。

何と、トライアル無し。我々でポニーをチェックし、すべてをビデオに撮って送り、即決でした!! 価格的にも手軽だったこともあります。

今年10才になるセン。体高約141cm。

とてもおとなしく、安全。ふらふらする子供を背に、そこそこの障害コースを回ります!! 
タイプと飛越スタイルから、ハンター競技用に考えているようです。

アメリカではハンター競技が大変盛んです。
アメリカンハンター用の馬やポニーは、体形、容姿、性格、飛越スタイル、歩様、などがそれ用にマッチしていなければいけません。
これらの馬はジャンパーとしては大してエリートではありませんが、ハンターとして価値が付く馬達です。

まあ、言葉であれこれというよりも、見てもらった方が分かりやすいので、ビデオをこのブログでだけ上げます。




日本からも優秀な選手を出していこうと思えば、ポニー競技の普及、それ相応のポニーの導入などを考えていくべきだと思います。

ポニー競技では普通の馬の競技での障害コースとは、障害間の距離が当然違っています。

サイズに応じてちゃんと目安の距離が定められています。
今の日本の環境であれば、せっかく良いポニーを入れても、それ用の競技会がありません。仕方なく馬のコースにポニーで出ることになります。

競技を運営する組織が、参加者にポニーが居れば融通をきかせて、例えばそのペアーの出番を一番最後において、走行前に少し距離を短くするために障害を動かす、などしてくれると良いのですが、”公式試合”とかなんとか言って、そういう事はしないみたいです、、、。 結局、形や形式にこだわり、融通をきかせて若い選手が育つ環境に対応するといった姿勢が無いように感じます。非常に残念に思います、、。

でも、低いクラスであれば、そこそこの力と態度の良好なポニーであれば大丈夫ですけどね。

馬術の盛んな国では、熱心な親御さんなどが能力あるポニー探し、またそのポニーへの投資をしているわけです。


ポニーの良い所は、大きな馬よりも長生きし、丈夫であることが多く、またトレーニングにも馬ほど時間がかからない、などがあげられると思います。

一頭の良いポニーが数名の子供たちを育てるのに、その役目を担ってくれます!



という訳で、きょうはポニーの世界を少しご紹介してみました。


では、では!!




2 件のコメント:

  1. そうですね。日本ではポニー競技の実施は少ないですね。110未満の非公認競技では、ポニーも混じることがあるので、CDやるときは僅かですが、コンビネーションは2ストライド、4~5ストライドはノーチョイスになる場合が多いので、6ストライド以上のラインにするようにしてます!
    Jrライダーの育成において、日本でも積極的に導入されると良いんですが、日本ではレジャーライディング用以外のコブサイズの生産はまだ盛んではないので!

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  2. スポーツ馬産国でない国の人々はやはり欧州から輸入します。生産からはじめると莫大な資金と長い年月とが必要です。我々が生きている間に答えはでないでしょう。もちろん中にはそこそこの能力を持つ国産馬も数頭いるかも知れません。アメリカ人でさえ欧州から輸入するという現状です。しかもどんどん積極的に買いに来ていますね。ここ10−20年は経済的に強くなった中国へも多くの欧州馬が売れていっています。そうやって輸入した馬を自国で生産に回すといったことも行われているようです。

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