春の訪れを示す花壇の様子
わが家の入口に植えられた「しだれ梅」が開花して春の訪れを感じます。品種名は不明ですが枝はこのように下向きに自然に曲がり垂れ下がります。枝の発芽時は様々な方向ですが、しばらく伸びると必ず下向きになります。様々な向きに伸びたものが全て下向きに伸びるので、枝は編み物のように絡み合い手入れは大変です。このコウモリ傘状の形は自然なものではありません。
日長が短くなる冬至近くは夜明け近くの時間帯の星が観察できて楽しみです。
月が地球を公転しているという事実は、満ち欠けだけが気になりますが実感することはありません。
このところ金星が地球から遠くなっているので、天球上の位置がほぼ同じで一日に約17度月が公転したことが相対的に実感できます。12月9日と12月10日の6時ごろのわが家からの画像です。
富士山の裾野、山梨県忍野村にある「県立富士湧水の里水族館」を見学しました。入口の周囲にはチョウザメなどの大型の淡水魚を飼育する池があります。
入館すると大きな二重回遊水槽があって、大型の魚と小型の魚を仕切って回遊させて、観察できるように工夫された水槽が迎えてくれます。
そのほかには、流水中のイワナ、ヤマメ、オイカワ、アユなどの様子や、ブラックバスやブルーギルなどの深みにいる魚を暗幕で仕切って見せてくれたり、水族館の表の池の巨大なチョウザメを、地下室のガラスの壁から観察できるようになっていたり、魚の生態を楽しく観察できました。
都会の明るい夜空は感動するような天体ショウと巡り合うことは滅多にないが、ここ何日かは月齢の関係で夜明け前の空が暗いので、4時ごろに早起きして南の空を見るとオリオン座と冬の大三角が美しく見えて感動します。
さらに東に最大離角を迎える金星が明るく輝き、西空には衝に近づいて明るく輝く木星が輝いて素晴らしい風景となっています。市販の「スターウオッチング完全ガイド」には紹介されていませんが、是非とも皆さんに見ておいていただきたいめったに観察できない景色です。
画像は若いころに陣馬山で撮影した冬の大三角です。35mmの広角レンズで撮影しました。ベテルギウスは明るくなっているのでこの画像よりは今の方が立派です。今朝も晴れていて素敵でした。
月齢26,1の夜明け前の月の近くに24日に最大離角になる金星が明るく輝いていました。とても綺麗でした。
予報されているエンケ彗星は観察できませんでした。
数か月前に花芽を形成した我が家の月下美人は、暑さのために成長できず枯死して落下してしまいましたが、9月中旬に画像の二株に着いた花芽が今晩無事に開花しました。
先月は気候の変化もありませんでしたので、クローンの二株が同じ日に開花するような花芽形成を促す要因は、月齢で変化する重力加速度を感覚できる仕組みが存在しているからだと思います。
開花まで花芽は下に垂れ下がっていますが、4日前頃から重力に逆らって画像のように水平に開花するように花茎の向きを変化させます。多数の雄蕊の花糸は重力方向に花の内部の下側に移動して、雌蕊を下から包むように葯を上向きに並べます。
原産地のメキシコではコウモリのような小型の哺乳類が花粉の媒介をするというのも納得できる頑丈な花です。しかしクローンなので受粉させても翌朝にはしぼんで下垂してしまいます。
スーパーにミョウガのパックが並ぶようになったので、家の裏のミョウガの根元を白い花を頼りに探して、画像のようなミョウガを採取しました。
正確に言うとこれはこの植物の花序であり、この塊の部分から次々と花が出てきて開花します。画像でも明日の午後に開花する蕾が見えています。
薄黄色の花弁のように見える部分は雄蕊が変化したものです。花のつくりについてはこのブログの2021年6月28日をご覧ください。(カテゴリーの④ツユクサ類を検索でも見られます)
食用には開花が始まった今が一番大きくておいしいです。