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 J2が再開して2試合目となりましたが、ジュビロ磐田は開幕戦以来となるホームゲームに4位のファジアーノ岡山を迎えました。
 この試合も相手にワンチャンスを決められて先制を許す苦しい展開となりましたが、68分に小川がペナルティーエリア手前で倒されて手にしたFKを上原が決めて同点に追いつきました。

 後半の早い時間に追いつくことに成功し、10人となった相手から追加点を奪いたいところでしたが、3度あった決定機を決めきることができずに試合終了のホイッスルが鳴り響きました。

 ジュビロに取っては勝ち点2を失う厳しい結果となりました。

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試合フォーメーション

 ジュビロのフォーメーションは前節と同じで4-4-2を採用でした。
 大きな違いは、前節はボランチの一角で先発していた伊藤がCBとして先発したことです。前節も後半途中からCBに入っていましたが、最初からCBで使用されるのは意外でした。
 岡山のフォーメーションも4-4-2でしたので、この試合はミラーゲームとなりました。

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試合の振り返りと感想

 前節の京都戦で苦労した中央が固められてサイドに追いやられた時にどうやって相手の最終ラインを崩すかという課題をどのように克服するかに注目して試合を見ていましたが、この試合でも中央にブロックを築いていた岡山の守備陣を攻略するのに苦労してしまいました。

 縦にパスを入れるスペースがないため、今回もサイドからの攻撃が中心となったわけですが、最終ライン深くまで行く前にボランチもしくは最終ラインまでボールを下げて横パスを繋ぐことが多く、ボールを多く保持することは出来るものの、有効な攻撃手段を見せることができませんでした。

 ルキアンと小川航基の2トップ二人は、相手最終ライン前で同じ高さで並んでクロスを待つことが多く、最終ラインに揺さぶりをかけるような動きがあまり見られませんでしたので、クロスが上がっても簡単にマークが付くため、効果的にシュートを放つことができませんでした。

 前節はルキアンがサイドに張ることが多かったので、小川航基が中央で孤立するシーンが多くみられました。
 今回は2人が中央にいたので、前節のように孤立することはありませんでしたが、2人が同じ高さで待ち構えていたのは、非常にもったいなかったと思います。
 前節よりは小川航基に見せ場があったとはいえ、もう少しシュートを放つシーンが見たかったというのが正直なところです。味方からいいパスがなかなかいいパスが入ってこないのでしょうがないかもしれませんが。

 中で2人が待つにしてもラインの高さを変えて変化をつけ、どちらか一方は相手の最終ラインの裏を狙う、もう一人はスペースを作るために少し引いてパスを受けに行くという動きをしても良かったのではないでしょうか。個人的には小川航基は最終ライン近くでボールが来るのを待ち、ルキアンは楔になったり、ボールを引き出したりするために少し下がってくるという形が良いと考えます。

 その他に気になったのは、前節の京都戦でも感じたことですが、ジュビロの選手はパスを出した後の動き出しがあまりなく、パスを出したら出しっぱなしになっていることが多いことです。
 パスを出したら次に貰えそうなエリアへ顔を出すという行動をもう少し増やしていかないと、中央をガッチリと固めた相手を引き出して新たなスペースを作ることは出来ませんので、そのあたりの運動量を増やしてほしいですね。

 この試合で唯一希望を感じたのは、後半途中から試合に入った大森の活躍です。この試合で得点に繋がるFKを獲得できたのも大森が小川航基へいい縦パスを送って最終ラインを抜けることができたからでした。
 パス視野の広さもさることながら、ボールを持ってドリブルで仕掛けて相手を引き出す動きをしてくれるのもいいですね。
 ほかの選手ももう少しスペースを作る仕掛けや動きをしてくれれば、もっと攻めやすくなると思います。(開幕戦はその辺の動きが結構出来ていたように思うのにどうしてこうなってしまったんでしょうか・・・。)

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最後に

 連敗するという最悪の形は避けることができましたが、勝ちきることが出来なかったのは悔しいですね。

 まだ3試合が終わったところではありますが、昇格を目指すためにはこういった取りこぼしを少しでもなくしていく必要があります。

 次節は山口をホームに迎えますが、白星が先行となるように先制点を先に奪って有利に試合を進めたいですね。

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