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 だいぶ昔のことになりますが、Amazonレビューをテーマにブログを書いた事があります。あの頃はまだそれほどAmazonを使ってはいませんでしたが、ここ何週間かで急速にAmazonに入り浸るようになりました。理由はズバリ、Primeビデオの加入。アニメやら映画やらを結構な頻度で見るようになったとき、改めて僕は感じてしまいました。

 

Amazonレビューの

「批判的なレビュー」の大半が

「重箱の隅をつつく」か、

「理不尽な怒り」か、

「ひねくれている」、

ということを。

 

 もちろん核心を突いているレビューもあると思うし、真摯にレビューを書いている人もいる。だけどやっぱりその多くは

 

「ひねくれ者のひねくれ者による

ひねくれ者のためのレビュー」

だと感じてしまったのです。

 

 

 1週間程前、僕は「黒子のバスケ」に再びハマっていました。Prime会員だと見放題、という文句に釣られて改めて見直してみると、「やっぱり面白いなぁ…!」なんて思ったわけです。でも、ふとタイトルの下の部分の☆を見てみると4つしか無いわけです。ふむふむ、誰かが☆を少なく付けたのかな?そう思いながら僕はレビューの部分の分布を見てみました。

 

 
 分布を見てみると、「3」を付けている人が比較的多いそうです。見てみると、「カメラワーク演出が足りなかった」等の割と建設的な意見を書いている人もいるにはいるのですけど、
 
「どうしてもSLAM DUNKと
比べてしまう」とか、
「展開が読めてしまう。
どうせ逆転するんだろうな。」
などと書いている
人もいました。
 
 
 後者の意見に関しては、「そりゃそうでしょう!」としか言いようが無いかと僕は思うわけです。だって、ジャンプ原作のアニメですよ。
 
 
「DEATH NOTE」ならまだしも、多くのジャンプ作品は主人公の「友情・努力・勝利」を描くものなのだから逆転してもらわないと困りますよ(笑) 「どうせ逆転するんでしょ?」と思って読み飛ばすのではなく、「どうやってここから逆転していくのだろうか?」という「逆転への過程」を見ていく楽しみ方もあるんじゃないのかと思うわけです。それで楽しめなかったらどうぞ批判的なレビューをお書き下さい。その読み方をせずして「どうせ逆転するんでしょ?」と思ったのなら、言葉が汚いですが己の想像力の無さを恨むがいいと思います。前者については何も言うことはありません。「SLAM DUNK」と「黒子のバスケ」は別作品です。「同じジャンプ作品」で、かつ「バスケ」と「高校生が出てくる」という事しか共通点は無いでしょう。そもそも同じ土俵で語るべきではないと個人的には思うのです。
 
 
 
 そんな「3」のレビューの中で1番どうかと思ったのが、
 
「監督のリコという
女の子は不愉快」、
というレビュー。
 
まぁ、読んでみたら分かると思うのですが明らかにカントクに対する「否定・非難のための批評」と言わざるを得ませんよね。はなから黒バスを「ギャグ漫画」と割り切って考えている頭の良さがあるんだったら、なぜにカントクを「ギャグキャラクター」と割り切って考えることが出来なかったんでしょうかね?男のデブ監督の例をわざわざ持ち出して「それだったら批判するでしょう?」みたいな事を言ってからの「アホ女」という素晴らしい論評(笑)支離滅裂にも程があります。ギャグ漫画として楽しめたのならその事だけを書けばいい。ほとんどが「アホ女」ことカントクの批判に費やしているこのレビューを見る限り、この人は純粋に漫画とかアニメを読む愉しさが分からないのだろうなぁ…、と思ってしまいますね。
 
image
 
さぁ、おまたせしました「☆1」のレビューです。なるほど、プレイのありえなさに現実感がなさ過ぎて意味分からんとおっしゃっています。まぁ、それは分からなくもありません。問題は最後の「速攻NBA行けるし」の部分です。これについては以前調べてみたのですが、現行の制度だとNBAのドラフト指名対象は19歳で高校卒業から1年以上経過した人とのことで、「ワン・アンド・ダン」、と言って1年だけ大学に通ってからプロ入りする人が大半だそうです。現在、これらの規則に関しては撤廃をも視野に入れた制度改革が行われているそうですが、基本的にはハイスクールを卒業した人でないとNBAドラフトの指名対象にはならないのです。海外プレイヤーに関してはさらに細かい基準もありましたが、基本的には22歳以上に達していなければ資格はありません。
 
「キセキの世代」や火神くんは
高校1年生、つまり16歳。
NBAにはどう頑張っても
行けないので現時点では
日本で頑張るしかないから、
「速攻」NBAで活躍するのは
不可能ということになります。
 
そこはちゃんと調べてから発言してもらいたかったなぁ…、と思いますね。(但し僕自身も専門外の所があるので、もし間違っているとご指摘を受けたらこの箇所は改稿、または削除いたします。)
 
…と、まぁ、ここまで批判的なレビューについてツッコんでみましたけど、真にアレだなぁと思うのはここから。Amazonのレビューは、レビュワーと共にレビューした人の名前が添えられます。そして、その名前の部分をクリックすると、その人が以前書いた他の作品や商品についてのレビューが出てくるというわけです。それを見てみると、
 
その人が書いた
レビューの8割ほどが
「批判的なレビュー」
なんですね。
 
「☆1」、「☆2」が乱立し、扇情的なタイトルのレビューが並ぶ様を見ると、僕が大好きな作品が乏しめられていて胸が痛めつけられると同時に、よくそんな感想が平気で書けるなとある意味その人を憐れんでしまいます。そして怒りに狂いながらかどうかは知りませんけども、とにかく感情にまかせて扇情的なタイトルと毒舌というべきか悪口と言うべきか分からないレビューを書き上げていく姿を頭の中で想像してみれば実に滑稽です。そう思うのは自由だけれど、それを書き上げることによって誰かがあなたを笑っているという自覚を持つべきではないでしょうか。
 
image
 
 全く関係ない作品の話でこのブログを締めるのはどうかと思いますが、やっぱりこの人に登場してもらうのが適任でしょう。僕の人生のバイブル、「コードギアス反逆のルルーシュ」ルルーシュ・ランペルージはこう語っていますね。
 
「撃っていいのは
撃たれる覚悟の
ある奴だけだ」、と。
 
(まぁ、これもレイモンド・チャンドラーが
元ネタですけれどww)
 
つまり、レビューを書いた時点であなたは「撃たれる」覚悟を持っていなければいけなかったのです。「撃たれる」という意味は書いた人の解釈に任せましょう。それは「炎上」を意味するのか、「笑いものにされること」を意味するのか、はたまた-。とにかく、レビューを書くときにはそれ相応の覚悟を持つことが大切なのではないか…、とAmazonレビューを読んでみて改めて思った僕なのでした。
 
…まぁ、僕だってタイトルに書きましたが「個人の感想」なので何を言っても構わない、と押し切られてしまったらそれまでなのですが(>_<)