あえて写真もハッシュタグも、何も付けずに、

ただ、書いてみたいと思います。
 
 
僕には4歳上の姉がいます。で、ちょうど姉が小学校高学年くらいに差し掛かるかで、ドラマとかジャニーズとか、ああいうのに興味を持ち始めた訳です。
 
そんな時にやっていたのが、「14歳の母」とか「ごくせん」とか「ブラッディ・マンデイ」とか。「ブラッディ・マンデイ」なんか土曜日の8時にやってましたよね。すごく懐かしく感じます。当時僕も小学生だし、姉も中学生になるかならないかくらい。当時、我が家のチャンネル権は姉の天下。だから、初めて彼の顔を見たのはその時なんですね。
 
今、改めて考えてみると話題作や人気作にはほとんど彼の名前があったかのように思います。それだけ彼は人気だったし、みんなに求められていた。そのように思います。
 
時は流れて2年前のFNS歌謡祭。「キンキー・ブーツ」のスペシャルステージに僕は度肝を抜かれたんですよね。あまりにもイメージが違いすぎて、「え、うそ、これが本当にあの人???」なんて思ってました。激しいダンスを踊りつつミュージカルナンバーを歌い続ける彼の姿は今も鮮明に覚えています。
 
また書きたいんですけど、最近、僕の中ではK-POP熱が再びでして、その中のとある方(INFINITEのエルさんって人なんですけどw)を指す言葉にこんな言葉があるんです。
 
「シンモルナム」…、訳すと「神がすべてを投資した男」。
 
この言葉を聞いた瞬間に、「日本だとあの人だよね」と思ったのが彼でした。恵まれた容姿に高身長、絶大な人気とそれに胡座をかくことなく確かな演技力に豊かな歌唱力。やることなすことハイスペックで向かうところ敵なしなんじゃないか、そう思ってました。
 
 
だからもう、あのニュースは衝撃的以外の何物でもなくて。今も嘘だったらいいのにと思います。「なんで」の気持ちが頭を駆け巡り、ずっと問いが繰り返される状態。何も僕にはできない、分かってるつもりなのに頭の中には「なぜ、どうして」が駆け巡りました。
 
彼が何に悩み、何に傷つき、何が彼を突き進ませたのか。今となっては知る由もないし、おそらく誰も彼の気持ちは理解できないでしょう。もう過ぎたことにはどうすることもできませんからね。
 
でも、ただひとつ、最後にこれだけは言わせてください。自分のエゴだと言われるでしょうが、僕はあなたのその後の物語を見てみたかった。その豊かな才能が活躍できる舞台を見てみたかった。
 
今はそれだけです。
せめて今は安らかに。ご冥福を祈ります。