先に誤っておきます。
今回のブログは凄く重いテーマというか、
僕の「怒り」的なものがかなり色濃く影響しています。
その辺について、ご容赦頂ければ幸いです。
LGBT差別的発言の足立区議、謝罪拒否「不快と思っても別に良い」 https://t.co/N0cw3QcEg3
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) October 6, 2020
いや、ちょっと、凄いことになりましたよね。
「3年目の浮気」でキーボーは、
開き直るその態度が気に入らないのよ~♪
なんて歌ってましたが、本当に開き直るとは。
正直、こんなことがあってたまるかと僕は思っています。
あと、例の足立区議(白石正輝氏)さんが、
この発言を開き直ったときに、
だから何。(発言は)人によって受け取り方が違う。私だって共産党の意見を聞いても全部不快だ
と、毎日新聞の取材に対して、こう言い放ったらしいです。
僕はこの発言を目にしたとき、
本当に卑怯だなと感じました。
何を根拠に僕は卑怯かと思うと、
なんの脈絡もなく、「論点ずらし」のために、
共産党をやり玉に挙げたことに他なりません。
「(発言は)人によって受け取り方が違う。私だって共産党の意見を聞いても全部不快だ」
— 黒瀬 深 (@Shin_Kurose) October 6, 2020
まぁそうだな。この区議よりも共産党の方が別のベクトルでもっとぶっ飛んでるわけで、共産党だって日本に存在してるんだから、この区議だけが文句を言われる筋合いはないな。https://t.co/xxquOcU2xE
さて、こちらは、右派的な政治主張で有名なTwitterユーザーの黒瀬深氏のツイートです。案の定、共産党のことだけフォーカスしてツイートしています。彼らにとっては、「共産党」、あるいは、「左派的な思考」そのものが忌避すべき存在なので、「共産党」を蔑むことで無条件に肯定的に評価される傾向が彼らの中にあります。
すると、「共産党」批判という、本来の話題とは全くかけ離れたロジックが発動し、「対共産党シフト=無条件での左叩き」みたいな、なんともひどい状況が現出してしまったのです。
それにしても、例の区議会議員さんは、意図して「共産党」という言葉を口にしたのか。それが気になります。
もし、無意識なら、「まずは謝罪しろ」と一言。
意図的だったなら…、自分の発言の誤りとか、そういったものを全部「共産党の意見を聞いても不快だ」の一言で免罪符を得ようとしているようで、「卑怯」以外の何物でもない。そう思います。
皆さまはどう思ったんでしょうか…。
確かに、件の区議会議員のように思われる方も少なくないと思います。そうじゃないと、あれだけ肯定的な意見がネット上に溢れる訳がありません。
僕は時代が変われば、価値観も変わると思っています。
僕だっていつか歳を取って、自分の価値観をアップデートできなくなる時が来るかと思っています。
そういえば昨年、上野千鶴子さんが東京大学の入学式で祝辞を述べられた時も、かなりの賛否両論が巻き起こりました。
その後、上野千鶴子さんは、こちらの対談でこのような言葉を述べています。
でも、あんな当たり前の発言に、Twitterで反発がくるんですね。確かに、新入生の18歳の男子が、「こんなに東大男子をディスっていいのか。ちっとも祝われている気がしない」とツイートしていました。そこで私は、「おっさんって年齢じゃないんだな。18歳からちゃんと再生産されているな」とつくづく思いましたよ。
この発言は女性学関連からのものですが、これは、全ての物事に通じると僕は感じます。
人間はiPhoneではありません。
iOSはアップデートの設定をすれば、すぐにアップデートされますが、残念ながら人間の「OS」ともいうべき、「価値観」というものをアップデートすることは、かなりの困難さを伴います。
とにもかくにも、価値観というものは、自らが問題意識をもって行動たり、何が問題なのかを自覚しない限り、アップデートはできません。
僕はいつまでそれができるのか。そして、できなくなった時、僕はどう行動するべきなのか。
そして、「できなくなった人」を見たときに、どう行動すればいいのか。
いつか来る「その日」のために僕は何ができるのか…、それを考える今日この頃です。
駄文長文失礼いたしました。
次回の更新の際も読んでいただけたら幸いですm(__)m
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