ダウンライトの特徴の解説

照明関係

 先日、神奈川県横浜市にある介護施設にて照明の交換工事を行ないました。

 通常、医療や介護関係の施設での電気工事ですと、時間制限等がある場合が多く慌ただしい作業となるのですが、今回はそう言った制限も無く、かつ交換台数もダウンライト1台だったので、その特徴とメリット・デメリットなどを書いていきます。

 なので、ダウンライトにご興味がある、または既存のダウンライトをLEDの物に交換したいと考えている方々にとって、何かしらのお役に立てれば幸いです。

電気工事のご依頼は有井電気まで

 

 

既存ダウンライトの状況

 まずは、既存ダウンライトの取り外しからですね。

 上の写真にある様に、内側のカバー(銀色の部分)を軽く力を入れて下に引っ張ります。するとパカッと外れるタイプがほとんどです。

 

 

 次は天井材とダインライト本体とを挟み込む様にして固定しているツメの部分(このタイプだと3ヶ所)があるので、それを緩めて天井から取り外せる様にします。

 

 

 そして上の写真が、電線を抜けば照明器具を取り外せる状態です。

 今回の原因は、電球を新品に交換しても改善しなかったので、ダウンライト内部の部品故障だと思われます。

 

 

既存品とのφ数(直径)が違う場合

 今回の現場の既存ダウンライトが直径25cm(250φ)の物だったので、普段はあまり使う事のないリニューアルプレートと言う部材を用いて、150φのダウンライトを取り付けられる様にしました。

 上の写真が250→150φのリニューアルプレートですね。

 

 

ダウンライトの特徴

 天井にリニューアルプレートを取り付けました。

 ここで、住宅やマンション、店舗などの建築物において幅広く使用され、照明器具の主流と言っても過言ではないダウンライトの特徴を幾つか挙げると、

メリット

○天井面がスッキリとし、圧迫感が無い

○シーリング照明や調光器等と組み合わせる事で、光量の調節や明かりの雰囲気を変えられる。

デメリット

○他の種類の照明に替えにくい(建築工事を要する事が多い)。

この様な感じになるでしょうか。

 

 私も電気屋を始めて一番最初にダウンライトを取り付けた時は、少し感動した記憶がある様な無い様な…。

 

 

LEDダウンライトの取り付け

 新しく取り付けるダウンライトの本体部分と、光源となるLEDユニットですね。

 

 

 無事に取り付け完了です。

 写真右側の既存品と比べて、照明器具自体の大きさが小さくなっても、かえって明るいくらいですね。

 

ワンポイントアドバイス

 ダウンライトも、順々にLED化していきましょう。

 

 電気工事に関連する記事はこちら。台風被害による電気送電線の改修工事

 

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 おじいちゃんおばあちゃんの笑顔が見れて、良かったです!

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