こちらを求め祇園に来ました。

 

 

祇園で蕨餅を食べるならココです。京都は、昔から、ワラビ餅を愛してきた土地です。

 

ぜひ一度行ってみてください。めっちゃおすすめ!

 

 

茶房 こいし

 

電話:075-531-0469 

住所:京都府京都市東山区祇園町北側286-2 

営業時間:10:30~19:00(L.O.18:00) ※季節により延長あり 

定休日:無休

 

 

1936年(昭和11年)、創業80年以上の老舗和菓子店です。

 

本社は、京都市中京区錦小路猪熊西入七軒町にあります。

 

こちらのお店は支店になるわけなんですが、オープンしてからまだ20数年と割と新しいのです。

 

四条通沿い、八坂神社の西すぐ近くにあります。

 

 
お店の前にディスプレイがあり、パフェ、ぜんざい等が飾られています。
 
そしてこちらのかわいい飴が人気のお店です。
 

 

こちらの飴は舞妓さんが、お化粧が落ちないようにおちょぼ口でも大丈夫なように作られた小さなかわいらしい飴、なんです。

 

 

そう、こちらの本業は飴屋さんなので、入り口付近には彩り鮮やかに、多種多様な京飴が販売されています。

 

そして、その奥がカジュアルな和カフェのイートインスペースになっております。

 

 

店内に入ると「おこしやす」のご挨拶でお出向かえしていただきます。風情があっていいですね。
 
 

店内

 

イートインスペースの席数は、4人掛けテーブル×7の 全部で28席ほど。

 

2階にも飲食スペースがあり、1階よりゆったり広々としてます。
 

 

 

実食

まずは温かいお茶のサービス。
 
 
寒い時期にうれしいです。
 
おいしいスイーツがいただけますが、こちらに来たらこれをぜひ召し上がっていただきたい↓
 
 

黒糖みつ わらび餅

 
京飴の伝統を生かした  「秘伝の黒糖みつ」とともにいただくわらび餅。こちらはお抹茶とのセットです。
 
沖縄の黒砂糖を使っているらしいです。
 
たっぷり黄な粉に包まれております。
 
 
別添えのたっぷりの黒糖みつを上から回しかけます。
 
 
どろ~っとして濃ゆい。
 
 
こちらはお箸でいただきます。
 

 

ん~プルプルなのにすっごく弾力があって、噛まなくても舌の熱だけでゆっくりととろ~んと溶けていく感じ。

 

きな粉も上品で決め細やか。

 

沖縄産の黒蜜は、ものすっごく濃厚!しっかり甘いのに後味くどくなく、抹茶との相性も抜群!たっぷりかけても最後までおいしい!

 

人工的な甘さではなく、体が喜ぶ甘さです。


何度もおかわりしたいぐらいです。。

 

 

 

お持ち帰り

 
イートインは、時間帯、日によっては行列ができているのですが、持帰りなら行列とは関係なくすぐに買えます。
 
 
しかしこちらのわらび餅、賞味期限が当日中。ということで日持ちしないので、お土産というよりは自分用、ファミリー用が最適。
 
 
賞味期限は短いのには、この原材料の「蕨粉」に理由があります。私の好きなわらび餅のお店は、必ずこの蕨粉が含まれております。
 
 
蕨粉はワラビの根から取るデンプンで、かなり手間がかかりデンプンよりも、弾力があります。
 
本場京都の本物のわらび餅はこのあたりが違うんです。
 
年々、昔ながらの、本物の蕨粉を使ったわらび餅は少なくなっていて、よく見るスーパーの透明なわらび餅は蕨粉が使用されていません。
 
蕨粉の定義もお店によってあいまいではありますが、純度の高い蕨粉を使用したわらび餅は見た目が濃い色、あるいは黒に近い色。あるいは、琥珀色・飴色。白い色や灰色のものは、甘藷澱粉という、ワラビ以外のデンプンが多く使用されている可能性があります。
 
保存も冷蔵庫に入れれば、弾力が失われるので、保存方法は「涼しいところで保存」とされています。
 
なのでこちらの蕨餅は通販などでも販売されないお店に行かないと買えない貴重なものなのです。
 
では、蕨粉を使用していないものがおいしくないのか?といえばそれはまた話は別で、蕨粉を使用していなくてもおいしいわらび餅はたくさんあるので、その辺りは好みになってくると思います。
 
 
パッケージングは包装された黄な粉と黒糖みつとが別になっていて、食べる直前にかけ入れます。
 
 
わらび餅は大きく切り分けられていて、ブルンブルンしてます。
 
 
この黄な粉にまぶされたわらび餅、美しい!
 
 
黒糖みつをかけて出来上がり。
 
 
もう間違いないおいしさです!
 
飴屋さんが作った黒糖みつとこの蕨粉入りわらび餅は唯一無二。
 
こちらのお店でしか味わえません。
 
お抹茶が欲しくなります(笑)
 
 
 

感想

関東ではあまりわらび餅、聞きなれないかもしれません。
 
元々このわらび餅は諸説ありますが、関東で有名な葛餅からきているようです。
 
わらび粉の名産地は、奈良や、関西が多く、わらび餅のはじまりは、室町時代からといわれます。
 
とっても歴史のある食べ物なんですね。
 
京都にはまだまだおいしいわらび餅のお店あるのでご紹介したいと思います。

 

今日はわたくしの大好きなお店のとってもおすすめのわらび餅をご紹介させていただきました。

 

こちらのお店では、パフェも大人気なのでそちらもぜひご賞味ください。

 

 

 

ご言うことで本日もご覧いただきましてありがとうございました。

 

 

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